ニューヨーク州中央部の都市シラキュースの郊外にある村で、池に生息する白鳥の親子が連れ去られる事件があった。地元警察は事件に関連し、10代の少年3人を窃盗などの容疑で逮捕した。4匹の雛は無事に保護されたが、母鳥は食べられてしまったという。
事件が起きたのは人口3万人ほどの村、マンリアス。1900年初頭に持ち込まれて以来、白鳥は村の代名詞的な存在で、至る所の看板に掲げられ、白鳥をモチーフにした帽子やTシャツなどのグッズも販売されているという。
NBCニューヨークが警察の話を元に伝えたところでは、メスのコブハクチョウのフェイと4匹の雛が見当たらなくなったのは、先週の土曜日。週明けに通知を出したところ、ある市民から2匹の雛の目撃情報が寄せられた。