貯金1,000万円を貯めるための基本とコツ

貯金1,000万円を貯めるための基本は先取り貯金をすることと、家計を把握すること。コツはお金が貯まる仕組みを作ることと、預貯金だけに頼らず、資産運用などを利用することです。

【完全ガイド】貯金1,000万円は何年で貯まる?到達年齢と預貯金シミュレーション
(画像=『オトナライフ』より 引用)

先取り貯金をする

貯金をする上でまず一番簡単なのは、先取り貯金です。自分の収入のうち、定期的に貯金するためのお金を確保しましょう。自動的に口座に振り込まれるように設定することで、継続的に貯金ができます。

家計を把握する

自分がどれだけお金を使っているのか、どのような支出が多いのかを把握することも重要です。自分の家計を把握し、ムダな支出を見つけ出すことができれば、それを貯金に回すことができます。

お金が貯まる仕組みを作る

貯金が苦手な人でも、お金が自然に貯まっていく仕組みを作れば貯金が楽になるかもしれません。例えば、毎月固定費を把握し、余剰分を自動的に別口座に振り込むようにするなど、定期的にお金が動くような工夫が有効です。また、定期的に収入を確保できる副業を始めるのも一つの手です。

預貯金だけに頼らない(資産運用などを利用する)

現在の日本の預金金利は低いため、効率的にお金を増やしたい場合は、預貯金だけでなく、資産運用を検討することが必要です。具体的には積立NISAや確定拠出型年金の運用などを検討すると良いでしょう。

ただし、資産運用にはリスクが伴いますので、事前に投資対象のリスクや注意点などを十分に調べることが重要です。

貯金ゼロの人も意外と少なくないので注意

「貯金1,000万円」は継続的な貯金をすることで、40代を目途に到達可能な水準です。

一方で貯金には「コツ」も必要で、継続的かつ意識的に貯金をしなくてはお金を貯めるのは難しいものです。繰り返しになりますが、金融広報中央委員会による世論調査では全国の二人以上世帯の約22%、単身世帯の約33%が金融資産を保有していない「貯金ゼロ」の状態。貯金ゼロになる主な原因としては、収入が不安定であったり、支出が収入を上回ってしまったりすることが挙げられます。貯金ができない場合は、まずは収支を把握し、節約することが大切です。