「政府が今何をしているのかを見ればいい」
ノーラン氏によるとAAROには約25人のスタッフがおり、「ペンタゴン、諜報機関のすべてにわたる情報を収集し、それを統一フォーマットに照合する」という画期的な任務を担っており、そうして収集した情報を議会に提供することになるということだ。
また内部告発者が匿名を保証される内部告発プログラムも創設された。
「最近(内部告発が)起こったのはつい先週末で、ワシントンではかなりの物議を醸しました」とノーラン氏は語る。ノーラン氏によれば、民主党、共和党の両陣営の好奇心旺盛な政治家がこの問題に関する情報を要求してきたということだ。
地球上に地球外生命体が存在するという自身の主張の最も説得力のある証拠は何かとの質問に対しノーラン氏は「それに関して政府が今何をしているのかを見ればいいだけです」と答えた。
ノーラン氏によるとあらゆる背景や信念を持つ12人の上院議員がさらなる情報開示を求める声明に署名したという。
「彼らは何を根拠に意見を述べているのでしょうか? 何らかの形で名乗り出て、トップシークレットの場で話をした何十人もの個人の存在に基づいて彼(上院議員)らは意見を述べているのです」(ノーラン氏)
同じようにアカデミアの中にいて“UFO発言”を行っているハーバード大学の天体物理学者、アヴィ・ローブ氏についてノーラン氏は彼が「科学的に信頼できる方法で大気中に何かが飛び回っている可能性を最初に示す人物になるだろう」と米ウェブメディア「The Debrief」に話している。
ちなみにアヴィ・ローブ氏はあの謎の恒星間天体である「オウムアムア」が地球外文明によって送り込まれた探査機である可能性を指摘している。
「最も優れた科学者はある場所から出発し考え方を変えると思います。アヴィはその完璧な例です。当初彼がUAP分野に参入したいと思っていたかどうかはわかりません。それにもかかわらず彼は今、その疑問に対する答えを明らかにするために、地球上に観測基地を設置することに意欲を持っています」(ノーラン氏)
ともあれこのようにUFO/UAPについての情報開示が着々と進んでいる中にあって、今後もノーラン氏やローブ氏がどのような“UFO発言”を行うのか引き続き目が離せない。
参考:「The Debrief」「NEW YORK POST」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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