パワートレインに関しては、T系グレードにBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付きターボエンジン(最高出力64ps/5600rpm、最大トルク10.2kg・m/2400~4000rpm)+SM21型モーター(最高出力2.0kW/1200rpm、最大トルク40Nm/100rpm)+リチウムイオン電池+CVTのマイルドハイブリッドを、G系グレードにBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力52ps/6400rpm、最大トルク6.1kg・m/3600rpm)+SM21型モーター(最高出力2.0kW/1200rpm、最大トルク40Nm/100rpm)+リチウムイオン電池+CVTのマイルドハイブリッドを搭載。いずれのユニットも、フルタイム4WDと2WD(FF)の選択が可能である。また、走行性能の面では4WD車に165/60R15サイズの大径タイヤと専用チューニングのショックアブソーバーを採用するなどして、路面をしっかりと捉えながら車内には振動を伝えにくい設定とし、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性を向上。さらに、アウトドアから日常まで安心してドライブを楽しめるよう、滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールや、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際に電子制御により低車速に抑えて安心して走行することができるヒルディセントコントロールを標準で組み込んだ。

三菱自動車のアクティブな新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が発売
(画像=▲T系グレードはBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付きターボエンジン(64ps/10.2kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池+CVTで構成するマイルドハイブリッドを搭載、『CAR and DRIVER』より引用)

運転支援機能の面では、レーダークルーズコントロールシステム(ACC)によりアクセルペダルから足を離していても車間距離の保持をアシストし、また車線維持支援機能(LKA)によるステアリング制御で車線中央付近を走る手助けをするなど、ドライバーの運転をサポートして負担を軽減する高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット(MI-PILOT)」を採用。また、先進安全装備として衝突被害軽減ブレーキ(FCM)や踏み間違い衝突防止アシスト(EAPM)など8つの機構で構成する「三菱 e-Assist」を装備し、サポカーSワイドに対応する。さらに、夜間の運転をサポートするアダプティブLEDヘッドライト[ALH](光軸自動調整機構付)をメーカーオプションで設定した。

三菱自動車のアクティブな新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が発売
(画像=▲ドライバーの運転をサポートして負担を軽減する高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を採用、『CAR and DRIVER』より引用)

なお、デリカミニは本年1月13日より予約注文の受付を開始したが、5月24日の時点で月間販売目標2500台の約6.4倍となる約1万6000台の受注を記録する。一番人気のグレードは最上級仕様のTプレミアムで、受注全体の内の65%を達成。以下はGプレミアムが25%、TとGが5%と続く。また、駆動方式の構成は4WDが58%で、2WDが42%の割合。ボディカラーのトップ3はアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカ(21%)、アッシュグリーンメタリック(16%)、ホワイトパール(12%)となっている。

一方、三菱自動車はデリカミニの発売に合わせて、公式キャラクターの「デリ丸。」を発表。「デリ丸。」は「デリカミニ公式キャラクター名前募集キャンペーン!」の結果、応募総数6286件の中からキャラクター名を決定したという。また、今後はTVCMやスペシャルサイトなどを通して「デリ丸。」がデリカミニをPRしていく予定で、6月6日~7月3日にかけては期間限定で「デリ丸。」LINEスタンプの無料配信を実施。さらに、「デリ丸。」のぬいぐるみなどのグッズ販売も予定している。

三菱自動車のアクティブな新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が発売
(画像=▲デリカミニの発売に合わせて公式キャラクターの「デリ丸。」が登場、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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