暑くなってくると、エスニックの味が恋しくなるのは筆者だけだろうか。世界中の料理を手軽に楽しめる商品がある場所といえば、やはりカルディ。ということで足を運んでみたところ、タイ料理のカップ商品が目にとまった。お湯を注ぐだけで本格的な味わいが完成するという3種類を実食してみよう。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=カルディで購入したタイの味3種、『BCN+R』より引用)

タイ料理に欠かせない「トムヤムクン」がカップ麺に

タイ料理といえば、欠かせないのが「トムヤムクン」。酸味と辛味とえびの旨味がくせになる現地でも人気の料理だ。そんなトムヤムクンを手軽に楽しめるのが、本場タイでも人気というインスタントカップ麺「クリーミートムヤムクンヌードル」。トムヤムクンスープにラーメンが入っており日本人でも親しみやすそうだ。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=トムヤムクンヌードル(クリーミー)カップ、『BCN+R』より引用)

内容はカップに入った油揚げめんに調味パウダー、チリペーストがセットになっている。ふたを半分まではがし、全ての材料を入れてからお湯を入れ3分待ったら完成。最初は固まっていたチリペーストも3分後にはすっかり溶けてスープになじんでいた。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=調味パウダーとチリペーストがセットに、『BCN+R』より引用)

よくかき混ぜるとハーブやスパイスの香りがふんわりとのぼってくる。一口目から結構辛さがガツンとくる。そのあとに酸味が感じられた。商品名に「クリーミー」とあるようにココナッツのようなまろやかさもあるのだが、原材料にはないため調味料で調整しているのだろうか。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=取り出してすぐはチリペーストが固まっている、『BCN+R』より引用)

具材は乾燥小エビやコリアンダーパウダーが少し入っている。具だくさんで大満足というわけにはいかないが、スープがおいしいので麺だけでも十分満足できた。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=乾燥エビが少量見える、『BCN+R』より引用)

焼きそばのような湯切りをするタイプヌードル

続いては、ガパオがカップ麺になった「タイプレジデント ガパオヌードル」。ガパオというとライスを思い浮かべる人が多いだろうが、こちらは焼きそばのような湯切りをするタイプのヌードルだ。ガパオはハーブの名前で、バジルの一種を意味する。こちらのカップ麺にも、スイートバジルがたっぷり入っているとのこと。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=タイプレジデント ガパオヌードル、『BCN+R』より引用)

こちらは麺にかやく、調味油、調味パウダーがセット。まずはかやくだけを麺の上にのせ、3分待機。その後湯切りをして、残りの調味料を混ぜていく。調味油からはバジルのいい香り。完成が楽しみだ。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=本体とかやく・調味油・調味パウダーがそろう、『BCN+R』より引用)
カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=お湯を切った後に調味料を入れたところ、『BCN+R』より引用)

やはりバジルの存在感が大きい。一口ごとにチリパウダーや唐辛子の辛さとバジルの刺激がピリピリと感じられ、後味も辛さが残った。具材は小麦たんぱくと乾燥人参。これがあまり存在感がなく、少し残念だった。ガパオといえば、パッケージにもあるようにたっぷりのひき肉のイメージがあるため物足りなさを感じてしまう。味はおいしかったが、麺だけでは途中で飽きてしまったので、具材を別途用意したいところだ。

カルディのカップ麺&ライスでタイ気分を満喫! お湯を注ぐだけで本格的な味わい
(画像=きれいに混ぜるのが難しい、『BCN+R』より引用)