中国ネット通販最大手のアリババ集団の創業者であるジャック・マー(馬雲)氏が東京に滞在しているという英フィナンシャル・タイムズの報道があり、その動静に注目が集まっています。

家族とともに観光地に滞在していたといわれています。マー氏は2020年10月に中国金融当局を批判したために、金融子会社のアント・グループの上場が延期になってしまいました。そのため、マー氏は2022年にアント・グループの支配権を放棄したともいわれています。

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日本滞在の報道が事実だとすれば、極めて異例な動きだと言います。

事実上の亡命ではないかという見方が広がっています。

習近平政権が3期目となり、企業などへの引き締めがさらに強まるとこうした動きが増えるのではという専門家の指摘もあります。