船に乗って沖でカサゴを釣る
「沖釣り」は、水深の深い岩礁域に生息しているカサゴを狙う釣り方です。ポイントまで船宿の船長に連れて行ってもらえるので、初心者でも釣果が期待できます。
「沖釣り」は、水深の深い岩礁域に生息しているカサゴを狙う釣り方です。ポイントまで船宿の船長に連れて行ってもらえるので、初心者でも釣果が期待できます。
カサゴの沖釣りは専用タックルが販売されていないため、1.8~2.4mのルアーロッドの代用でOK。リールは小型両軸タイプがおすすめです。
適したタックルを持っていない場合は、沖釣りタックルをレンタルできる船宿を選ぶと、手ぶらで釣りを楽しめます。
仕掛けは胴付き仕掛けにサバの切り身のチョンがけがポピュラー。夜釣りでは、アオイソメを使うこともあります。
エサを付けた仕掛けを底まで落としたら、糸フケを取ってオモリを30cm~1mほど持ち上げます。20秒程待ってアタリがなければ、サオをゆっくり持ち上げて誘いを入れてみましょう。海底は起伏があるため、時々オモリを底に落とし直すことも大切です。
サオ先にゴンゴンとアタリが出たら、ゆっくりサオを上げてアワセます。魚が掛かったことを確認したら、根に潜られないように素早くリールを巻き上げましょう。
カサゴはルアーに対する反応が良い魚なので、ワームやプラグでも狙えます。ルアーゲームの経験があれば、タックルを流用することも可能です。
カサゴのルアー釣りでは、魚のアタックを吸収できる、穂先が軟らかめのロッドがおすすめ。ロックフィッシュ用ロッドのほかにも、メバリングロッドやソリッドティップ搭載のバスロッドも流用できます。リールは2000番台でOK。ラインは2.5~4lbのフロロカーボンラインを巻いておきましょう。
ルアーは、軽量なジグヘッドに2inch前後の小さなワームをセットして使います。底付近を探れるマイクロサイズのバイブレーションも有効です。
カサゴは、漁港や堤防などの際に潜んでいることが多いため、足元にルアーを落として探っていきます。岩やテトラの隙間がある場所に落とし込んで、チョンチョンと誘う方法もおすすめです。
人気のある釣り場では、魚がスレていることもしばしば。その場合は、底を取れるギリギリの重量のジグヘッドにワームをつけて、ふわふわと漂わせて誘ってみるのも1つの手段です。