地震前と後の違い

地震前はアカムツの食いも良く、いろんな魚も釣れていました。しかし、地震後の16日は魚の活性も悪くて、他の釣船等もあまり良い釣果とは言えません。海の色も明らかに濁りがきつく、自分はここまでの濁りは初めて見て驚いたぐらいです。

外道の活性もなく、餌も遊ばれませんでした。手に持った魚は冷たく感じ、水温も低下していた様子。

17日は濁りが多少ありましたが、魚達の機嫌もそこそこで、16日とはガラッと変わった感じでした。1日で海は変わると経験はしていましたが、ここまで違うとは、驚きです。

地震で魚の警戒心が上がった?

この2日間が渋かったのは、ポイントのせいではなく、魚自体が口を使わなかったからではないかと思います。

あくまでも個人の考えですが。水底に近い所に住む魚たちは、地震で水底が揺れ、大量の砂煙や振動で警戒心が強くなり、口を使わない状態になったのでは?と考えます。

タックル

ロッドとリールは3回の釣行で同じものを使用しました。17日は前日の渋さを考慮して、ハリスを4号→2.5号、幹糸を4号に変更。

オモリからハリの1本目までの長さを、80センチとやや底付近を意識し、仕掛けをよりライトにして挑んでいます。

能登地震後のアカムツ釣行で釣果急降下【富山湾】地震前日は3人で20匹と絶好調タックル図(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

海の濁りも考えて、ハリのチモトには、蛍光玉にマシュマロボールの蛍光色が強い物を付け、餌は新鮮なホタルイカと、1日置いたワタ抜きの物をチョイス。

17日に釣れたのは、ピンクラメ→蛍光イエロー→パール→オレンジの順です。蛍光玉はLよりSの方が、食いがよかったように思います。

能登地震後のアカムツ釣行で釣果急降下【富山湾】地震前日は3人で20匹と絶好調仕掛けの蛍光玉(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

強神丸について

強神丸では、魚が釣れると船長のアナウンスや、奥様が「おめでとうございます」と必ず言ってくれます。それを聞くために、がんばってしまう自分もいて、意外と癖になっているのもしれません。アナウンス目的の釣行もおすすめです。

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<荒木清/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
強神丸
出船場所:富山新港
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