LGBTの専門家は、しばしば、性に対する認識(専門用語についての国語辞典的議論をするつもりはないのでラフな表現にしておく)は、先天的なもので変化しないし、それを変えようとしてはダメだと仰る。しかし、そんな単純なものでもあるまい。現実社会ではいろいろ割り切りは難しい。

「シスジェンダー保護」の問題もその一つだ。女子トイレとか女風呂に女性に恐怖を与えそうなのが入ってくるとか、スポーツの女子競技にほとんど男性でしかない自称女子が出て優勝するとかだ。

これは海外でも大問題になっているし、深田萌絵さんが展開してる「生物学的女子の権利」とかいうのもそれだ。国民民主党と維新が法案を出すというのは結構なことだ(内容次第だが・・)。

それとは別に私が一番心配するのは専門家と称する人物が勝手に「この子は先天的〇〇だから変えてはいけません」として、家族の悲劇を生みだしそうなことだ。イギリスでは親に相談せず、教師や専門家が子供をLGBTに誘導するのが問題になっているとBBCでも取り上げていた。

ともかくさまざまな最終判定においては、専門家は排除ないし少数にとどめてもいいのでないか。何しろ彼らは利害関係者なのだから。専門家は問題が拡大することで経済的利益を受けるのである。

徳川家光Wikipediaより

ところで、LGBT問題についての最近の知見をもとに歴史を観察すると面白い。たとえば、三代将軍徳川家光には有名な逸話がある。