自民党の中には何とか公明党を懐柔しようと動く人が出てくるかも知れないが、ここはグッと我慢して何もしないことである。
いずれ追い詰められていくのは、落ち目の政党。
自民党は、何があっても黙っていることである。
弱い犬ほど吼えるものである。(2022/05/25)
公明党は、ちょっと選挙にのめり過ぎなんじゃないのかな公明党の選挙上手には定評があるが、だからと言って公明党の選挙力を振りかざして自民党に譲歩を迫るやり方はほどほどにした方がよさそうだ。
公明党の推薦が取れない自民党の候補者がどうなるかについてはそれなりに想像できるが、公明党があまりにも強く自分たちの組織力や選挙力を言い過ぎると、自民党は公明党との連立を見直す方向で検討を始めると思われる。
これまでは公明党に代わって自民党との連立に踏み切りそうな政党は事実上なかったと思うが、既に永田町の状況は変わってきている。
無党派層や中間層がどう動くか、ということに永田町の関心が少しずつ高くなっている、と言っていいのではないか。
統一教会問題の影響は、いずれは公明党の支持母体にも波及してくるだろうから、公明党の選挙力は徐々に低下していくと見ておいた方がよさそうだ。
衆議院東京28区の問題などが俎上に上っているようだが、どうやら公明党のゴリ押しイメージがマイナスに働きそうな雰囲気が何とはなしに醸成されているようである。
ご参考までに。(2022/5/20)

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編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2023年5月20・25日・26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。