若手選手の活躍
ブライトンに所属する若手選手の活躍も賞賛されている。プレミアリーグは「シーガルズ(ブライトン愛称)には素晴らしい若い才能が揃っている」とし「最も得点に関与したティーンエイジャー(13歳から19歳まで)」トップ5を掲載した。
トップ5のうちブライトンの選手が2人ランクイン。堂々の1位がアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(18歳)の関与数8。2位タイにパラグアイ代表MFフリオ・エンシソ(19歳)の関与数6。他にもアルゼンチンU-20代表MFファクンド・ブオナノッテ(18歳)やイングランドU-21代表DFレビ・コルウィル(20歳)など、ブライトンには若くて良い選手がたくさん在籍している。
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MF三笘薫の台頭
そして何と言っても日本代表MF三笘薫の活躍である。プレミアリーグは「三笘薫が日本人選手シーズン最多ゴール(7得点)を決め驚くべき活躍を見せた」とし、三笘の得点シーンと印象的なドリブルがまとめられたダイジェスト動画を掲載している。
今2022/23シーズン開幕当初は、スーパーサブの役割での出場が多かったものの、カタールW杯以降多くの試合でスタメン出場をすることが増えていった三笘。プレミアリーグにおけるシーズン日本人選手歴代最多得点記録の更新に加え、クラブの歴代得点関与記録も更新した。デ・ゼルビ監督のサッカーにおいて欠かせない存在にまで成長した。
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シーズンを通して機能した攻撃陣
最後に2022/23シーズンのブライトンのある試合のゴール数に焦点が当てられている。第34節のブライトン対ウルバーハンプトン・ワンダラーズで、6-0の大勝を果たしたブライトン。得点差6は、今シーズン3位タイの記録となっている。
三笘やマック・アリスター、MFモイセス・カイセドなどをベンチに置き、大幅なスタメン入れ替えをして臨んだ試合だったが、誰が出ても得点力が変わらないことを数字が証明する結果となった。
またブライトンがシーズンを通して決めたゴールは71(37試合終了時点)。現時点リーグで3位タイの記録だ。ブライトンがプレミアリーグに昇格した2017/18シーズンからの得点数を比べても、今シーズンがいかに突出しているかがわかる。
- 2017/18:34ゴール
- 2018/19:35ゴール
- 2019/20:39ゴール
- 2020/21:40ゴール
- 2021/22:42ゴール
- 2022/23:71 ゴール(37試合終了時点)
史上初のEL出場権を獲得し、歴史的なシーズンを達成したブライトン。デ・ゼルビ監督が作り出す翌シーズン以降の成長と成功にも注目が集まる。