女性の弁護士、ジャスティン・マリーノ氏は、証拠としてレンタル費用を支払ったレシートがあるとしている。レシートの提供を受けた米メディア、インサイダーは、女性が専用アプリで支払い、自転車の認識番号も一致していることを確認したと報じた。
マリーノ氏は同サイトに、黒人男性は、同じ自転車の料金を自分が支払ったと主張し、施錠が解除された自転車をドックに戻したと説明。「彼女は予約していたのに、彼らは自転車をドッキングステーションに押し戻し、二度と取り出せないようにしたのだ」と述べ、「彼女が自転車を盗む罪を犯したと責めたもの皆が、とんでもないことだ」と非難した。
なお病院側は、この問題を調査する間、女性を休職にしたことを明らかにしている。
現在、クラウドファンディングサイトのGoFundMeで、女性を支援するキャンペーンを立ち上がっている。発起人は女性のいとこで、「彼女は妊娠6ヶ月の献身的な医療従事者で、人種的正義と公平性を大切にしており、ニューヨーク市で最も困難を抱えた人々に奉仕することに人生を捧げてきた」と説明。寄付金は「生活と名声を守るための法的費用」に充てるとしている。キャンペーンには現時点で、4万5,000ドルを超える金額が集まっている。