別の情報筋は、メラニア夫人が、夫の大統領就任後しばらく別居していたことに触れ、「彼女は当時、状況をうまく利用していたし、再びそうしない理由がない」と話したという。
夫人は当時、ニューヨークのトランプタワーにバロン君と留まり、ホワイトハウスに引っ越したのはトランプ氏の就任から5ヶ月後の2017年6月のことだった。表向きには10歳だったバロン君の学業を中断させたくないというのが理由とされたが、ワシントンポスト紙の記者、メアリー・ジョーダン氏は、2020年に発売した著書「The Art of Her Deal: The Untold Story of Melania Trump」で、婚前契約を再交渉していたと主張している。
2016年の選挙戦では、トランプ氏が、ゴシップ番組アクセス・ハリウッドの過去のインタビューで卑猥な発言をしたことなど、数々のスキャンダルが明るみに出た。
なおメラニア夫人は、トランプ氏が出馬を表明した昨年11月以降、夫の選挙集会に一度しか姿を見せていなかったが、今月9日にトランプ氏の再選キャンペーンを支持する意向を表明。FOXニュースデジタルに、トランプ氏とともに「未来への希望を取り戻し、愛と力でアメリカを導く」ことを楽しみにしているとコメントした。この翌日、トランプ氏に前出の性的暴行訴訟の評決が下った。