1日3リットルの“炭酸飲料生活”
精神科医の診察を受けて治療は行われたのだが、違和感はいっこうに改善しなかった。
この違和感を覚えるようになってから初めてペプシコ―ラを1杯飲んだ時、意外なほどに元気が湧いてくるのを実感したアルダシールさんは、炭酸飲料はじゅうぶんに食事の代わりになると確信したという。
アルダシールさんは食べ物を永久に断つことを決意し、ペプシコーラなどの炭酸飲料を1日に3リットル飲むことですべてのエネルギーをまかなう生活を送ることにした。それだけで決して空腹を感じないというから不思議と言うほかない。

この生活を送るようになってから体重が32キロ減ったということだが、それ以外には過去17年間に重大な健康上の問題はなくむしろ体調は良好であるという。
そしてアルダシールさんは食べ物を見るのも、他人が食事をしているのを見るのも嫌になり、家族は彼の前では物を食べないようにしているそうだ。アルダシールさんは食べ物を見るとひどい吐き気を催してしまう。
1日に炭酸飲料3リットルで過ごすことの副作用なのかもしれないが、この生活をはじめてからどういうわけかアルダシールさんは一晩に4時間ほどしか眠れなくなったという。しかし睡眠不足を感じるわけでもなく、長くなった夜をテレビを見たりパズルを解いたりして過ごしている。
砂糖を多く含む炭酸飲料の健康リスクをアルダシールさんは十分に認識しているが、定期的に健康診断と内視鏡検査も受けており、そのすべてで健康であることが確認されているという。1日3リットルの炭酸飲料に加えて、週にコップ半分の水と、コップ1杯のお茶を飲むということである。

はたしてアルダシールさんの“炭酸飲料生活”はこの先も続いていくのだろうか。健康状態にはくれぐれも留意していただきたいものであるが、いったい何がこの生活を可能にしているのか謎は深まるばかりだ。
参考:「Daily Star」 「Oddity Central」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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