政府=財務省の無策だという怒りの声も聞こえてきます。
結局これも、小泉政権以降の自公政権の問題であり、トドメを刺したのが安倍政権、というパターン。負の遺産だらけ。防衛費だけはろくな検証もなく膨れ上がるのに、こういう予算だけは必死で削ろうとする財務省も恥ずかしくないのか。 #NewsPicks Kosvpo7tBb
— 平野啓一郎 (@hiranok) May 18, 2023
しかし、ことはそんなに単純ではないようです。
医療費削減の中、医師の診療報酬を維持したい医師会が薬価を下げるよう要求しそれが通り続けているために後発品の儲けがなくなり各製薬会社が撤退しているんですよ。
— 東徹 精神科医 (@higashi1979) May 23, 2023
医師会は診療報酬引きさげを嫌ったので、トカゲのしっぽきりにように薬価に全ての医療費引き下げをかぶせた。確かに薬だしまくって稼ぐというパターンは昔より改善した。一方製薬会社は利益を出せなくなり、生産を維持できなくなる。いまの問題は抗菌薬の輸入依存。抗菌薬がなければ外科手術は不可能 LdJHdF
— 中田智之@歯学博士/医療行政ライター (@NakaDash_) November 4, 2022
厚生省は苦肉の策で薬価基準を下げてそれを医療費に回すという事を繰り返してしまいました。
バブル経済の崩壊後に医療費増加が問題視されたが医師会は相変わらず医療費の増加を要望し続けた。そこで厚生省は苦肉の策として薬価基準を下げて浮いた金を医療費に回すという事を繰り返した。つまり投薬ではなく技術料で稼げとの事である。
— ハイパー岡田@反反緊縮(嫁公認アカウント) (@pochi1182) November 3, 2022
窓口負担は議論される余地もなく、医療費を削減するために過剰な受診を抑制することを拒んできました。
医療費を削減するために過剰に受診する事を抑制するそのために自己負担を上げるということです。
別のモノで例えればジュースの代金を全額公金から出す自己負担無料と言えば本当に必要ない人もジュースを飲みジュース屋は「過剰に」儲かります。それを抑える必要があります。 Gv0T9IZxWk
— 東徹 精神科医 (@higashi1979) May 23, 2023
業界団体が現状維持を望むばかりに、足元である供給体制が崩れてしまいました。事件は現場で起きています。
日本医師会 松本会長 少子化対策に理解も “診療報酬確保を” #nhk_news WrMtc7f5
— NHKニュース (@nhk_news) May 24, 2023