政府=財務省の無策だという怒りの声も聞こえてきます。

しかし、ことはそんなに単純ではないようです。

厚生省は苦肉の策で薬価基準を下げてそれを医療費に回すという事を繰り返してしまいました。

窓口負担は議論される余地もなく、医療費を削減するために過剰な受診を抑制することを拒んできました。

業界団体が現状維持を望むばかりに、足元である供給体制が崩れてしまいました。事件は現場で起きています。