トカナ公式YouTubeチャンネル第4弾では、“前世記憶”を持つ子どもの実例3選を取り上げている。

 NHKスペシャル取材班による『超常現象 科学者たちの挑戦』(新潮文庫)を読んだというトカナプロデューサー・Leoneko氏。同書には、ユリ・ゲラーのスプーン曲げや幽霊などの超常現象について、NHKが総力を挙げて、さまざまな分野の科学者たちに取材を行った成果がまとめられているが、なかでも特に”前世の記憶がある子どもたち”に興味を持ったという。

 ある日突然、子どもがまだ学んでいない言語を話し始めるケースに対して、書籍の中では「テレビやYouTubeなどを通して、自然と学習している可能性がある」と説明づけられているようだが、それだけでは矛盾が生じるパターンもあるはず……ということで、今回の動画では、実際に報告されている奇妙な記憶を持った子どもを3人紹介している。

アンネ・フランクの親戚も生まれ変わりを認めた! 天才文学少女

 Leoneko氏が「生まれ変わりや誰かの魂が子どもの中に入って、何かを語りだす例があるのでは?」という仮説を立てると、「前世記憶のある子どもはいっぱいいますよね。有名なところだと、アンネ・フランクの記憶を持つ女性とか」とトカナ編集長・S・マスカラス氏。

アンネ・フランクの記憶を持つ天才文学少女、火星の記憶を持つ少年…? 生まれ変わりを徹底検証!
アンネ・フランク 画像は「Wikipedia」より引用(画像=『TOCANA』より 引用)

 アンネ・フランクといえば、『アンネの日記』の著者として世界的に知られる天才文学少女だが、なんとアンネの親戚までもが生まれ変わりであることを認めた女性が実在したという。 

 その人物こそ、スウェーデンの人気作家、バーブロ・カーレンさんだ。彼女もまた幼い頃から類稀なる文才を発揮し、わずか12歳で、のちにシリーズ化され第9巻まで続いた詩篇『Man on Earth』を書き上げている。常人とは思えない、あり得ない若さでベストセラー作家の仲間入りを果たしているのだ。

 3歳の時に、自身がアンネ・フランクの生まれ変わりであることを周囲に話すようになったというバーブロさん。しかし、その当時出版されていた『アンネの日記』はドイツ語版・フランス語版・英語版・日本語版のみ。スウェーデン国内ではまだ、アンネの存在そのものを知る人が少なかった時代の話なんだとか。

 さらに、バーブロさんは幼少期から、制服姿の男たちに家のドアを蹴られる夢を頻繁に見ていたそう。その後、スウェーデン語版に翻訳された『アンネの日記』を手にした彼女は、この悪夢の原因が前世の記憶によるものだと確信。家族旅行でアンネの生家を訪れた際には、本人としか思えない驚きの行動に出たというーー。