事例②:株式会社ウィルグループ「メタバース新卒採用」

株式会社ウィルオブ・ワークは、リアルバーチャル株式会社が提供するメタバースサービスを活用した「メタバース新卒採用」を開始しました。

「メタバース新卒採用」は、“オンライン授業世代” の就活生を対象とした採用活動の1つとして、PCやスマートフォンを介して24時間いつでもアバターで入退出することができます。メタバース空間内では企業情報閲覧だけでなく、実際の社内を見学することができます。

特徴:メタバースで「会社見学」など、豊富なコンテンツを提供



「メタバース新卒採用」では、さまざまなサービスが提供されています。リアルで開催する会社案内に参加できない就活生のために会社のことが理解できるコンテンツを用意しています。

「会社見学」では、以下の写真の通りに、360度カメラで撮影された実際の会社内を自由に見学可能。

「メタバース専用コンテンツ配信」では、メタバース空間内で会社案内や人事制度など複数のコンテンツを閲覧することができます。

将来的には会社説明会や人事担当者との面談も実施予定です。人事担当者との面談では、メタバース空間内で人事担当者やOB・OGと直接顔を合わせながら就活相談ができます。

事例③:中京テレビ「メタバース会社説明会」

中京テレビ放送株式会社は、2022年10月8日にメタバース空間を用いた会社説明会を実施。

参加対象は、中京テレビへの就職を希望する学生200名で、参加者は抽選で選ばれました。会社説明会はXR CLOUD(エックスアールクラウド)というプラットフォーム上で実施。このイベントを通じて、学生たちは中京テレビの魅力や就職に関する情報を得る機会を得ることができました。

特徴:メタバースを活用した、先輩社員とのお仕事座談会

このイベントでは、中京テレビ社員(アナウンサー、制作部、報道部、営業推進部、人事部)が​アバターとして参加しました。メタバース空間上ではお互いの顔や名前を知らない状態というのがメリットとなり、質問に対する心理的ハードルが低下。結果的に、参加者はより突っ込んだ質問、悩みなどを直接質問することができたそうです。

同社によると、参加者から「今までのイベントでは、Zoomのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答が多かったのですが、メタバースを用いて今回のようなオープンなブースで実施することで、それぞれの質疑応答場所に行き来が容易になったと感じました」という声が挙がっていました。