10時に再開。すると、わずか2投目で第一号がヒット。すかさず小声で吉田が言う。

吉田康雄

「移動してよかった」

 

そんなもんなんだよ。これまで何人ものインストラクターの取材をやってきたけど、誰もが移動を面倒がるんだよね。恥ずかしいのか何だか知らないけど、別に野釣りなんだし空いている所に移動しているわけだから、何の問題もないと思うんだよね。さあ、これからこれから。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【野でダンゴの底釣り芯華単品#2】移動後に竿を絞る(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

ちなみにここまでの釣況は並びの底釣り組でいい人1~2枚で、多くが苦戦を強いられていた。好調なのはへの字の宙釣りで、まさに入れ替わり立ち替わり竿が立つ状況だった。

1枚目を釣った吉田もその後はまた糸ズレやスレに悩まされ、八方ふさがりの状況。どう見ても現況では宙釣り有利。絶体絶命のピンチを打破する策はあるのか。

吉田の奮戦は続く。

次回も「野でダンゴの底釣り芯華単品」です。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【野でダンゴの底釣り芯華単品#1】

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
田貫湖
入釣料¥700、中学生以下¥100(現場徴収)。釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2023年5月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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