① 国会議員 ② 国務大臣 ③ 裁判官・検察官・弁護士の法曹三者 ④ 資本力のある組織 ⑤ 被告を大きく上回る経済力のある個人

そのうえで、スラップ訴訟の審議対象に当たる裁判が却下・棄却、原告側敗訴の結果に終わった時には、裁判所は原告に裁判費用の全額負担とともに懲罰的賠償または地位のはく奪を宣告できるものとするのだ。

好都合なことに有田氏は今統一教会からスラップ訴訟を仕掛けられているらしい。

上記④に該当するから、スラップ訴訟に間違いない、と私的には考える。

有田氏が国会議員でなくなってしまったのは残念だが、立民党のお仲間議員を通して国会に立法を働きかけることなら現状でも充分可能なはずだ。自身の被害感情には鋭敏な反面、批判を撥ねつけるための道具は失いたくない――有田氏はそんな志の低い政治家とは違う、と固く信じているので、大いに期待したいところだ。

自らも渦中にあるスラップ訴訟に罰則を科す法律の制定に向けて有田氏が尽力してくれることを、立憲主義者の一国民として切に願ってやまない。