昨年、この山口氏をはじめとして170あまりのメールアドレスに、国交省の現役職員が公表前の人事情報をメールを送っていましたが、国交省は「天下りなどには使っていない」と強弁しています。
斉藤鉄夫国土交通相は12日の衆院国交委員会で、同省OBで民間企業「空港施設」前副社長の山口勝弘氏に、現役職員が未公表の人事情報をメールで送っていたことを認めました。DWcUOJgzDN
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 12, 2023
天下りが不透明になったのは民主党政権でした。民主党政権下で中途半端に天下りだけを禁止したために、OBたちが水面下で交渉するようになってしまいました。結果、70代を過ぎたOBたちが役所に対して影響を持つようになってしまいました。
新橋駅前で自民党とみんなの党の合同街頭演説で、民主党の公務員制度改革と自民党みんなの党提出の法案の比較。民主党案だと天下りの定義から政務三役とOBが斡旋したものがぬけて、天下りの九割が天下りではなくなってしまうことになる。人件費の抑制も盛り込まれていない。最悪だ。
— 河野太郎 (@konotarogomame) April 27, 2010
このように天下りはしっかり守られています。
元次官も国土交通省を退職後に東京メトロの会長。パーフェクト天下り。そしてこういうのはちゃんと報じてるの?メディアは何やってんだよ。
航空局長が元次官と会食 人事介入、再就職監視委で調査 斉藤国交相(時事通信)A4cVp0C
— 中嶋よしふみ@保険を売らないFP💰共働き夫婦に住宅購入相談👫ウェブメディア編集長📱執筆指導✏️ (@valuefp) May 19, 2023
とても日本的な慣行で、氷山の一角だという指摘も。
普通にあらゆる企業にやっていると思うけどな。
国交省元次官の先輩2人の名代で…東京メトロ会長が「空港施設」社長人事介入を認める(読売新聞オンライン)#YahooニュースOXGZWPtS
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) April 5, 2023
東京メトロは一応民営化していますが、上場していないので便利に使われているようです。
【経済ニュースの核心/小林佳樹 】東京メトロは“国交省天下り官僚”のたまり場…完全民営化して体質は変わるのか? AwfOqO5EF2 #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ #東京メトロ #天下り
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) April 14, 2023
社会的「エリート」と言われている人たちがこれでは、失われた30年は30年で終わりそうにありませんね。