直射日光や水面からの照り返しを軽減できる偏光サングラス。目の保護はもちろん、水中の様子も見やすくなるため、釣り人にとって欠かせないアイテムです。本記事では、私の実体験を交えながら、釣りにおける偏光サングラスの必要性をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
裸眼釣行の失敗談
以前まで、私は基本的に裸眼で釣りを楽しんでいました。どうしてもレンズ越しで物を見ることに違和感があったからです。
周りの釣り仲間達は、偏光サングラスを装着していて、私に「ベイト凄いよッ」と声をかけてくれたことがありました。しかし裸眼の私には見えず、水中の様子が全く分からなかった思い出があります。
眩しさが原因で事故発生
そんなときに事件は起きました。水面からの照り返しで水中の様子を確認できなかった私は、航行中にマイボートのプロペラを暗礁にヒットさせてしまったのです。
一旦エンジンを止めて、かけ直したら問題なくエンジンは再始動。これで一安心かと思いきや、アクセルを開いても前進せずに回転数だけが上がるではありませんか。
何かが壊れたと思い、手漕ぎで帰ろうとオールで漕いでみたのですが、またしてもトラブル発生。オールの命でもあるクラッチを破損してしまいました。これはまずいと感じた私は、初めてマリーナにレスキューをお願い致しました。そのときは焦っていて、電話で場所を伝えるのも一苦労した苦い思い出があります。
偏光サングラスの必要性を感じる
思い返してみると、この事故は水中の様子を把握していれば防ぐことができたかもしれません。この頃、私は偏光サングラスに強い興味を持ちました。
偏光サングラスを装着すれば海の中がクリアに見えるため、浅瀬の暗礁を確認して衝突を回避できると考えたのです。
偏光サングラスを購入
偏光サングラスを付けてみるとこれまたびっくり!海の中がクリアに見えるではありませんか。まるで別世界に来た感覚。ベイトだけでなく、暗礁や浮遊物も確認できるので、航行中の事故も防げそうです。
ボートを用いた沖釣りでは、事故を防ぐためにも、偏光サングラスは必要だと思いました。偏光サングラスを装着してからは、物理的な接触事故などを起こすことなく過ごせています。
偏光サングラスは水中のベイトを確認できるため、釣果をアップさせるのにも役立っています。先日はベイトが固まる場所にエギを投げ入れ、2キロ近いアオリイカをキャッチできました。