バンドルカードはやばい?危険性とデメリット
「やばい」との噂もあるバンドルカードですが、どのようなデメリットや危険性があるのでしょうか?
【デメリット】ポイント還元が無い
クレジットカードには利用金額に応じてポイント還元があるものが多いですよね。しかし、バンドルカードにはポイント還元などの特典はありません。他のクレジットカードと比較し、利用するメリットは少ないと感じるかもしれません。
【デメリット】ポチっとチャージ(後払い)の金利が極めて高い
チャージするお金を後払いできるバンドルカードのポチっとチャージは、金利が極めて高いので要注意。
たとえば、3,000円をポチっとチャージした場合の手数料は510円。支払期限の30日後までに支払ったとしても、年利に換算した場合の金利は約207%です。貸金業法で10万円未満の上限金利は20%と決まっていますが、バンドルカードのポチっとチャージは貸金業法の対象ではないため当てはまりません。上限金利の10倍以上の手数料が設定されていても違法ではないのです。
申込み金額に応じたポチっとチャージの手数料は、以下の通りです。
申込み金額 | 手数料 |
3,000~10,000円チャージの場合 | 510円 |
11,000~20,000円チャージの場合 | 815円 |
21,000~30,000円チャージの場合 | 1,170円 |
31,000~40,000円チャージの場合 | 1,525円 |
41,000~50,000円チャージの場合 | 1,830円 |
「違法ではない」とは言え、貸金業法の上限金利を最大で10倍以上上回る手数料は「極めて高く、あまり積極的に利用すべきではない水準」と言えるのではないでしょうか。
【デメリット】最大限度額が低い
バンドルカード(バーチャルカード、リアルカード)に保有できる最大限度額は10万円。他のクレジットカードやプリペイドカードに比べて非常に低いため、大きな買い物をする場合やなどで多額の支払いが必要な場合は、不便に感じるでしょう。
【デメリット】リアルカードの発行にも手数料がかかる
バーチャルカードは無料で発行できますが、リアルカードは有料です。 リアルカードの発行は1枚につき300円~400円の手数料がかかり、リアルカード+なら600円~700円の発行手数料が必要です。リアルカードを使いたい場合は、コストがかかるのでご注意ください。
バンドルカードとVプリカの比較
Vプリカは、Visa加盟店で使えるインターネット専用のプリペイドカード。バンドルカードとよく比較対象になるサービスです。
バンドルカードとVプリカは何が違うのかなど、両者の利点など違いを比較してみましょう。
バンドルカードもVプリカもインターネットで使えるカード。どのような違いがあるでしょうか
審査の有無
基本的にVプリカ・バンドルカードともに審査はありません。利用登録後、すぐに利用できます。
Vプリカは18歳未満の場合は親権者の同意が必要ですが、審査はありません。またバンドルカードも基本的に審査はなく、登録後すぐに利用できるのがメリットです
リアルカードの有無
Vプリカにリアルカードはありませんが、カード型のギフト券(Vプリカギフト)というものがあります。
Vプリカはリアルカードを発行していません。バンドルカードはネット専用のバーチャルカード以外に、有料のリアルカードとリアルカード+を発行しています
チャージの方法
Vプリカはチャージ方法が2種類しかありませんが、バンドルカードは9種類のチャージ方法に対応しています。
Vプリカはコンビニまたはインターネットから購入できますが、チャージはクレジットカードとネットバンキングの2種類のみ。バンドルカードは、9種類のチャージ方法に対応しているため自分に合った方法で利用できます
限度額の違い
限度額は、発行するバンドルカードの種類によって異なります。
Vプリカの上限金額は10万円。バンドルカードの場合、バーチャルカード・リアルカードの限度額は10万円、リアルカード+だと100万円です。なお、Vプリカの取扱券種は500円から30,000円です
年会費
年会費の違いはありません。
Vプリカ、バンドルカードともに年会費はありません。カード利用料やアカウント登録料も不要です