au PAY ゴールドカードは、auユーザーにとって魅力的な一枚。たとえばau携帯電話の利用料金は最大11%、Pontaポイントで還元されます。

【2023最新】au PAYゴールドカードのデメリットと年会費の元を取る使い方、特典一覧
このほか、au PAY マーケットのお買い物は最大9%のPontaポイントが還元されます。さらに、空港ラウンジの無料利用や旅行保険など、ゴールドカードならではの特典も充実しています(画像は「au PAYカード」公式サイトより引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)

しかし、年会費は11,000円(税込)で、auユーザー以外やカード利用が少ない場合は割高になります。また、ポイント還元率には上限があり、条件も複雑です。この記事では、au PAY ゴールドカードのデメリットと年会費の元を取る使い方、特典一覧を詳しく解説します。

au PAYゴールドカードの概要・年会費

【2023最新】au PAYゴールドカードのデメリットと年会費の元を取る使い方、特典一覧
au PAYゴールドカードは、au回線の利用者をはじめとするauユーザーにおすすめのクレジットカード。au携帯電話の利用料金やau PAY マーケットのお買い物で高還元率のPontaポイントがもらえるほか、空港ラウンジや旅行保険などのゴールドカード特典もあります(画像は「au PAYカード」公式サイトより引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)

しかし、「ゴールドカード」ということもあり、年会費は11,000円(税込)と少々高め。年会費を払っても元が取れるかどうかは、カードの利用頻度や金額によって異なります。以下でお得な使い方について解説していきます。

au通信料金・auひかりなどが最大11%還元

au PAY ゴールドカードで支払うと、auの通信料金やauひかり料金が最大11%、Pontaポイントとして還元されます。

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au PAY ゴールドカードの通常ポイント1%+au携帯電話の利用で10%還元、つまり最大11%還元となります。たとえばauの携帯電話の利用料金が「月8,000円」であれば、最大で年間10,560円分のPontaポイントが還元されます (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

また、「auでんき」や「都市ガス for au」の利用料金もau PAYゴールドカードにまとめることで、年会費以上のPontaポイントの還元が受けられます。

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たとえば電気料金が月々12,000円の場合、最大で4,320円分のPontaポイントが得られます。auの携帯料金分の還元と合わせると、年会費の元を取れます (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

au PAY残高チャージで+1%ポイント還元

au PAY残高チャージは通常0.5%ポイント還元(コード決済利用時)ですが、ゴールドカードの場合、さらに1%ポイントが還元されます。

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au PAYは主要コンビニに加え、西友やイトーヨーカドー、オーケーなどスーパー、また百貨店などにも対応しています。普段の買い物をau PAYにまとめることで、毎回1.5%還元。買い物した店舗でも独自ポイントやクーポンがある場合、ポイント二重取りも狙えます (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

au PAYマーケットやauの公共料金サービスでボーナスポイント

前述の通り、auでんきや都市ガスで3%のPontaポイントが還元されます。加えて、au PAYマーケットでの買い物は最大9%還元されます。

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au PAYマーケットでの買い物は最大で9%の還元が受けられます。au PAYマーケットではグルメ、家電など様々な品揃えがあり、ヤマダ電機やマルイ、松屋などお馴染みの店舗もそろっているため、普段の買い物先に加えてみるのもおすすめです (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

国内外の空港ラウンジサービスの無料利用

au PAYゴールドカードを持っていると、国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港などにあるラウンジを無料で利用できます。

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ラウンジでは、ソフトドリンクや新聞・雑誌などが提供され、快適に過ごせます。ラウンジを利用するには、カードと当日の搭乗券を受付に提示するだけです。家族会員も無料でラウンジを利用できるので、家族旅行もお得です(画像=『オトナライフ』より 引用)

ラウンジでは、ソフトドリンクや新聞・雑誌などが提供され、快適に過ごせます。ラウンジを利用するには、カードと当日の搭乗券を受付に提示するだけです。家族会員も無料でラウンジを利用できるので、家族旅行もお得です

地域 空港名 ラウンジ名
北海道 新千歳空港 スーパーラウンジノースラウンジ
函館空港 国内線ビジネスラウンジ
旭川空港 ラウンジ大雪(TAISETSU)
東北 青森空港 エアポートラウンジ
秋田空港 ラウンジロイヤルスカイ
仙台空港 ビジネスラウンジ EAST SIDE
関東 羽田空港 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRALPOWER LOUNGE NORTH / SOUTH第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南)POWER LOUNGE CENTRALPOWER LOUNGE NORTH第3旅客ターミナルSKY LOUNGE / SKY LOUNGE SOUTH
成田国際空港 IASS EXECUTIVE LOUNGE 1IASS EXECUTIVE LOUNGE 2(各アルコール1杯無料)
中部・北陸 新潟空港 エアリウムラウンジ
富山空港 ラウンジ らいちょう
小松空港 スカイラウンジ白山
富士山静岡空港 YOUR LOUNGE
中部国際空港セントレア プレミアムラウンジ セントレア(アルコール無料)第2プレミアムラウンジ セントレア
関西 大阪国際空港(伊丹空港) ラウンジオーサカ
関西国際空港 六甲/アネックス六甲/金剛NODOKA
神戸空港 ラウンジ神戸
中国 岡山空港 ラウンジ マスカット
広島空港 ビジネスラウンジ もみじ
出雲縁結び空港 エアポートラウンジ
米子鬼太郎空港 ラウンジ DAISEN
山口宇部空港 ラウンジきらら
四国 高松空港 ラウンジ讃岐
松山空港 ビジネスラウンジスカイラウンジ
徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス
九州・沖縄 北九州空港 ラウンジひまわり
福岡空港 ラウンジTIME/ノースラウンジTIMEインターナショナル
長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
大分空港 ラウンジ くにさき
阿蘇くまもと空港 ラウンジ ASO(アルコール無料)
宮崎ブーゲンビリア空港 ブーゲンラウンジひなた
鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
那覇空港 ラウンジ華~hana~
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港 IASS HAWAII LOUNGE

ホテル予約の優待:高級ホテル予約「Relux」の宿泊プランを10%割引で利用

au PAYゴールドカード保持者には、一流ホテル・旅館の宿泊プランを10%割引で利用できる優待サービスがあります。具体的には高級ホテルや旅館に特化した宿泊予約サービス「Relux」の宿泊プランを10%割引で利用可能。また宿泊料50,000円以上の宿泊で、Reluxを初めて使う場合は「10,000円割引」の優待も受けられます。

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「Relux」は、全国各地の一流ホテル・旅館に宿泊してきた審査委員の厳しい基準をクリアした宿のみが厳選された宿泊予約サービスです (画像引用元:Relux公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

充実した付帯保険:海外・国内旅行傷害保険の補償は最高1億円

au PAYゴールドカードは「ゴールドカード」の一種のため、非常に充実した付帯保険が提供されています。たとえば海外旅行傷害保険の補償は最高1億円、国内旅行の場合は最高5000万円。加えてショッピング保険もあります。

これらの付帯保険は非常に手厚いプランのため、記事の後半でより詳しくまとめて解説します。

au PAYゴールドカードとau PAYカードの違い

先述した通り、au PAYゴールドカードは年会費11,000円(税込)のゴールドカードで、auの各サービスを利用すると最大11%のポイント還元が受けられます。

一方、au PAYカードは年会費基本無料の一般カード。au利用料金のポイント還元は最大1%です。なお、auサービスの契約がない、かつ1年間の利用がない場合は年会費が1,375円かかってしまうので注意が必要です。

ポイント還元率の差:実際のシミュレーションは?

auの携帯料金が月々8,000円、auでんきでの電気料金の支払いが月々12,000円、またコンビニなどで利用するau PAYへの月々のチャージが1万円と想定し、通常のau PAYカードとの還元率を比較してみましょう。

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試算にはau PAYゴールドカードが公式に提供している年間加算ポイント試算ツールを利用しました (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)
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結論から言えばau PAYゴールドカードでは1年目で23,036ポイントが貯まり、2年目以降も年間で18,096ポイント貯まります。年会費は11,000円のため、2年目以降でも年会費をペイした上で、実質年間約7,000円ほどのPontaポイントが貯まる計算に。一方、auPAYカードは2年目以降は約4,400円程度しかポイントを貯めることはできません (画像引用元:au PAYカード公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

付帯保険の違い:海外旅行傷害保険

au PAYゴールドカードでは、海外旅行中に起こるケガや病気、携行品の破損・盗難、個人賠償責任などを最大1億円まで補償します。海外旅行費用等をau PAY ゴールドカードで事前に支払う必要はありませんが、保険期間は出発日から3カ月後の午後12時までとなります。

au PAYカードでは、海外旅行中に起こるケガや病気、携行品の破損・盗難、個人賠償責任などを最大2,000万円まで補償します。ただし、海外旅行費用等をau PAY カードで事前に支払う必要があります。保険期間は出発日から3カ月後の午後12時までと同じです。

補償内容 au PAY カード au PAY ゴールドカード
傷害死亡・後遺障害 2,000万円 1億円(日本出国前に旅行代金をau PAY ゴールドカードにて支払った場合)上記条件を満たさない場合は5,000万円
傷害治療費用 200万円 300万円
疾病治療費用 200万円 300万円
救援者費用等 200万円 500万円
個人賠償責任 2,000万円 5,000万円
携行品損害(免責金額3,000円) 20万円 最高50万円盗難時30万円
利用条件 利用付帯 自動付帯

付帯保険の違い:国内旅行傷害保険

au PAYゴールドカードでは、国内航空機・船舶・バス・タクシーなどの公共交通乗用具搭乗中のケガ、宿泊施設に宿泊中の火災などによるケガ、募集型企画旅行参加中のケガを最大5,000万円まで補償します。ただし、国内での搭乗券、宿泊施設などの旅行代金をau PAY ゴールドカードで事前に支払う必要があります。保険期間は国内旅行の目的を持って住居を出発してから帰着するまでとなります。

au PAYカードでは、国内旅行傷害保険は付帯していません。もし国内旅行中にアクシデントに遭われた場合は、別途保険に加入するか、自己負担となります。

補償内容 保険金額 条件
死亡・後遺障害 5,000万円 事故の発生の日からその日を含めて180日以内
入院(1日につき) 5,000円 入院した日数は180日を限度
通院(1日につき) 3,000円 通院した日数は90日を限度

付帯保険の違い:ショッピング保険

au PAYゴールドカードでは、国内外でau PAY カードで購入された品物の破損・盗難などの損害が購入日から90日間、最高年間300万円まで補償されます。免責金額は3,000円です。

一方、au PAYカードでは、国内外でau PAY カードで購入した品物の破損・盗難などの損害を購入日より90日間、最高年間100万円まで補償。免責金額は同じく3,000円です。

補償内容 au PAY カード au PAY ゴールドカード
支払限度額 年間100万円 年間300万円
免責金額 3,000円 3,000円
担保期間 商品購入日から90日間 商品購入日から90日間
適用範囲 国内・海外 国内・海外