「借金は怖いもの」と親から口を酸っぱくして育てられた人は多いはずだ。

しかし現実には、借金をしている世帯の割合は決して低くない。金融庁の最新の調査結果によれば、借入金がある2人以上世帯は20.4%にのぼる。

2人以上世帯の借金、平均額は1,300万円超

冒頭で引用したのは、金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査」(2022年版)によるものだ。

借金がある世帯の割合は、2人以上の世帯で20.4%、単身世帯で15.3%という結果が出ている。

では、借金の平均額はいくらぐらいだろうか。2人以上世帯の場合は1,303万円、単身世帯では金額はぐっと減り384万円となっている。

ちなみに借金の金額がピークを迎えるのは世帯主の年齢が30歳代のときで、平均で1,852万円となっている。

借金をする理由トップ3

では、多くの人がどのような理由で借金をするのだろうか。単身世帯と2人以上世帯における理由のトップ3は、それぞれ以下のようになっている。

<単身世帯>
①日常の生活資金
②耐久消費財の購入資金
③旅行、レジャーの資金

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