ヘラブナ狙いに転戦
周りを見渡すと釣れているのはヘラブナが多かったので店主に話を伺うと、コイよりヘラブナの方が多く、ハリは我々が使用している鯉スレ9号では大きいかもしれないとのようだった。そこで筆者はハリをタックルボックスに忍び込ませてあった、へら改良スレ5号のハリスは0.4号にチェンジ(ちなみに竿と道糸3号はそのまま使用)。ターゲットをヘラブナにチェンジして再スタートとなった。
向こうアワセでヘラブナヒット
ヘラブナを狙うのは小学生の頃(40年位前)に近所の沼でヘラブナ釣りをよくしていたが、それ以来となり緊張する。しばらくしてエサ落ちしたようなので竿を立てると、何かが掛かっている手応えを感じた。魚の引きを体感してもらいたかったので甥っ子を呼んで一緒に竿を持って釣れたのは本命のヘラブナ。
彼は引きの強さに、筆者は向こうアワセで釣れたように驚いた。当施設ではヘラブナのフラシへのキープは禁止なのでそのままリリースした。その後はアワセが強いのか、アワセ切れを多発しながらも本命を追釣するように成功。
甥っ子もヘラブナ手中
筆者が2枚目のヘラブナを釣り上げると、甥っ子をサポートしていた店主が「こっちもヘラブナ用のハリに変えよう」といって、筆者と同じくヘラブナ狙いにチェンジ。
店主が店舗に戻る際に、「釣らせてあげて」と今度は達人らしき方に甥っ子のサポートをバトンタッチ。店主同様親切に指導して頂けて感激。
多彩なウキの変化に甥っ子が戸惑っていると、達人は竿を一緒に握りアタリがあると素早くアワセを入れてヒット。甥っ子はそのまま竿を任せられると表情は真剣そのもの。両手で必死に魚の引きに耐えながらも、最後は無事にタモ入れに成功。サポートはあったものの、初めて自分で釣り上げたヘラブナに嬉しそうで満面の笑み。今回は釣り場や対象魚でかなり悩んだが「伊藤園」を選んで大正解だったとつくづく感じた。
筆者に良型ヘラブナヒット
筆者もウキを凝視していると、教科書通りの明確なアタリにすかさずアワセを入れた。すると一瞬コイかと思えるほどの強い手応えに絶対にバラシたくないと思いながら遂にキャッチ。
目測だが尺はありそうな体高のある綺麗な魚体にうっとり。
これに満足したので筆者は納竿して、今度は筆者が甥っ子のエサ付けやアワセのタイミングのサポートに徹するようにした。