迷子の少年を車で家に送った連続殺人鬼

米イリノイ州クック郡在住の一家の10代の少年は、ある日歩いているうちにだいぶ遠くまできてしまったのだが、通りかかった大柄な男性の車に乗せてもらい親切にも家まで送ってもらった。車の後部座席にはサーカスのピエロが着るようなスーツが畳んで置いてあって少年の印象に残った。

無事に家まで送られ、出てきた母親に何度もお礼をいわれて男性は去っていった。少年はこの親切な男性はこれまで出会った最も礼儀正しい人だと思ったという。

その数年後、当時少年だった青年はあの男性がピエロに扮することが多かった有名な連続殺人鬼、ジョン・ウェイン・ゲイシーであることを知り愕然としたのだった。

ヒッチハイカーの不思議で不気味な話14選!(前編) 性奴隷、連続殺人鬼、親切なカップル
(画像=画像は「Pixabay」より、『TOCANA』より引用)

身の危険を感じた青年

オーストリアをバックパッキングで旅して2週間目の青年は疲れ果ててそれ以上歩けなくなり、ヒッチハイキングをしてみようと考えた。

何台も断られた末に大きな体格の親切なトラック運転手が近くの鉄道の駅まで乗せて行ってくれることになった。

運転手は青年によく話しかけてきて、缶ジュースなども差し出してくれた。そして暑い日だったこともあり、服を脱いで薄着になるようにと勧めてくるのだった。

不穏な気配を感じてきた青年だったが、途中から運転手は青年のことを以前見かけたことがあると言い出し、その場所はセックスクラブ(スインガークラブ)だというのだ。

そんな場所になど行ったことがあるはずもなく運転手の言い分を完全に否定した青年だったが、この展開に身の危険を感じた矢先、運転手は運転中にズボンに手を入れてオナニーを始めたのである。

信じられない光景に凍りついて押し黙ってしまった青年が“合意”したと思ったのか、運転手は近くのガソリンスタンドで一緒にシャワー(オーストリアでもシャワーのあるガソリンスタンドは少なくない)を浴びようと提案してきた。

曖昧な態度で返事をぼかしていた青年だったが、ガソリンスタンドでトラックが止まるとすぐに車を降りてダッシュで命からがら逃げたということである。疲れ果てていた足だったが、背に腹は代えられず猛スピードでその場を離れたのだ。

参考:「Bugged Space」ほか

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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