パーク ハイアット 京都(京都市・東山区)は2023年6月5日(月)より6月30日(金)「ザ リビングルーム」にて、一保堂茶舗の日本茶を使った「初夏の訪れを愉しむ日本茶ペアリング5コース 抹茶パウンドケーキ付」を期間限定で提供いたします。京都東山の歴史的建造物保存地区の中心に位置するパーク ハイアット 京都と京都御所近くに位置する創業およそ300年の日本茶専門店一保堂茶舖がご用意するコース仕立てのティーペアリングで初夏の訪れをお楽しみください。


パーク ハイアット 京都 総料理長 井料剛(いりょう つよし)の想い
パーク ハイアット 京都の総料理長 井料剛は、コースのはじまりから最後まで、お客様においしさはもちろんのこと、感性のまま気分豊かにお召し上がりいただきたいという想いで“感性を刺激する”ことをメニュー構成のテーマにしました。食材選びをはじめ、調理方法やお皿への盛りつけまで、一皿ごとに異なる“感性を刺激するテーマ”にあわせた5コースの展開で、コースを召しあがられたあとは観劇後のように五感はもちろんのこと心も満たされることを願っています。
一保堂茶舖の想い
セイボリーやスイーツの味や香り、お客さまの過ごされ方などいろんなことを想像しながら、銘柄選びから淹れ方、提供方法までこだわりました。各コースの“感性を刺激するテーマ”にあわせて茶葉からじっくりと引き出したおいしさ。淹れ方によって、味わいがいかようにも変幻自在する日本茶ならばこそ実現できた5コースです。
本ティーペアリングのハイライトとも言える『いり番茶』とは。

京都の暮らしに根付く『いり番茶』。
京都で古くから親しまれている京番茶のことで、落ち葉のような見た目と小枝も入り、炒って作られるためスモーキーな香りが特徴です。ワイルドな見た目や香りとうらはらに軽やかな味は赤ちゃんも飲めるほどで、別名『赤ちゃん番茶』とも呼ばれます。京都人にとっては、幼いころから水分補給としてゴクゴク飲むほど馴染み深いお茶で、暮らしになくてはならない生活必需品です。コース中盤のセイボリーとスイーツにあわせて、軽やかでスモーキーないり番茶も召し上がっていただきながら、新食感『フォンダン イリバンチャ』もお楽しみください。
「京都」と「初夏」に出会い、感性を刺激される5コース
抹茶からいり番茶まで、個性際立つ5銘柄と初夏の食材のペアリングを存分に楽しめる特別仕立てです。京都へ旅で訪れるお客様には新たな「京都」の魅力発見を、京都にお住まいのお客様には日常とは異なるホテル空間で「京都」を再発見していただける日本茶ペアリングです。
「はじまりのお茶」 抹茶 水点て

少し汗ばむ6月、着席されたお客さまへはじめの一杯は清涼感ある冷たい抹茶をご用意します。心身ともにクールダウンし、次に続くお食事をおいしくいただくため、水で点てると甘みが際立ち、まろやかな口当たりになる抹茶を。口の中を清らかにし、フルートグラスに映える濃い緑で涼やかなイメージとともにペアリングは始まります。
「初夏の訪れを喜ぶ」 くきほうじ茶 水出し

フレッシュなライチやマスクメロン、鰻やパプリカなどの初夏の食材を使ったセイボリー2種とお菓子3種。楽し気な見た目は、躍動感にあふれ、初夏の訪れをめいっぱい祝福しているようです。それぞれの個性際立つ味わいには、焙煎の香ばしさと静かな甘みをくきほうじ茶でプラスします。お湯ではなく、水から抽出することで、甘みを優先的に溶出させました。グラスでいただく水出しのくきほうじ茶は、香り豊かで味わい深く、喜びを表現するのにふさわしいエレガントな佇まいです。
「ほのかな甘みにときめく」 温かい和紅茶

口に含むと様々な食感が楽しい12種の夏野菜使用したテリーヌと、優しい甘味の白桃のムースには、リンゴのような香りと繊細な甘みが持ち味の和紅茶をご用意しました。海外の紅茶産地で栽培された主張がはっきりしたタイプの味わいとはまた趣きが異なり、やわらかいお日さまの下で育つ京都府産ならではの穏やかな、ほのかな香りと味を併せもつ可憐な風味の紅茶でお楽しみください。
「魅惑の出会い」 温かいいり番茶(京番茶)


茄子のみずみずしさを含み、フルーツトマトと生姜のマリネで力強い味わいを表現したクロケット、パッションフルーツとマンゴー、ココナッツから成るトロピカルな最中と、スモーキーでありながら軽やかないり番茶の魅惑の化学反応をお楽しみください。