この内容の詳細は、にも掲載しているが、八幡衣代が主として調べたものだ。
さらに、眞子様は高校生の時から、佳子様は20歳のときから単独公務をされているのに、愛子様はいまだ開始されていない。リモート講義だけで三回生まで時間は十分にあったはずだし、いまもそれほどの回数通学されているわけでないのだから、時間の問題ではない。
これでは、もし、大学卒業の早い時期に結婚されたらほとんど公務をされずにということになって、プリンセスとして多くの人の支えで準備されていたのが生かされない。
さらに、多くの出会いの場を持たれるのが、広い範囲から結婚相手や友人との出会いのきっかけになるのに気の毒なことだ。
また、一部の宮内庁関係者と称する人たちから、秋篠宮皇嗣殿下や、妃殿下がチャールズ国王の戴冠式で活躍され、好感度が上がったのを受けて、「二重権威制」のおそれがあるから、園遊会で目立たないように振る舞うべきだなどという意見が週刊誌に載っていた。両陛下が皇太子時代にそんな声は出なかったし、また、皇后陛下の健康状態から、公務を平成年間より大幅に削減せざるを得ない中で、皇室外交でも国内でも皇嗣殿下ご夫妻の役割を質でも量でも増やさなければならないなかで馬鹿げた要求だ。
私は上皇陛下の御退位の前から、皇后陛下の公務の量が皇太后陛下の時代と同じ頻度であることは無理なのは分かっているのだから、それを前提に、陛下単独での公務を増やすとか、皇嗣殿下に代行してもらうとか工夫した令和スタイルを確立すべきだと提案してきた。
令和の皇室のプレゼンスが全体として少なくなっていることは心配だ。新型コロナ中は、仕方なかったという言い方もあるが、本来なら、そういうときほど、国民を励ますべきときだったのではなかったか。

園遊会での天皇皇后両陛下のご様子 NHKより
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