早期退散
「そのうち時合いがくるんだろうけどな」と小声で呟きながら、到底それまで待ちきれないという結論にいたる。何せ無用の長物となって、この日の運命を台無しにしてくれたかのようなタモの存在が、背負ったリュックに重い。あるところで、こんな日もあるさ、と心を切り替えた。
すでに今年は坊主を一度やっているので、それが二回に増えたところで、だ。釣りが嫌いにならないために、そしてロストや道具の破損など失敗を増やさないために退散することにした。
坊主は引き際を知るという意味で学びになる。また、バチ抜けシーズンが本当にすぐそこなので、何よりもタモぶち折れの修正を図るため、早めにAmazonで何かいいものが出ていないかと、そっちの方が気になっていた。
今後はバチ抜けに期待
散々な結果となったが、得たものもなかったわけではない。微妙に明暗が形成されたポイントを凝視していると、クルクルバチの姿が見えた。しかもその場所は私にとって、バチ抜けの印象がないところなのだ。ここにもバチパターンのシーバス、チヌ、メバルが出るのだろうか。ひとつバチ抜けが期待できるポイントが増えたようなものだ。
バチも見られた水面(提供:TSURINEWSライター井上海生)
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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