現役時代にゴールドカードやブラックカードを保有していた場合、定年して無職になったら、それらのカードは持ち続けられるのだろうか。

結論から言えば「可能」だが、定年を前に保有するクレカの見直しを行うのが得策だ。その理由を説明していこう。

退職後も保有は続けられるが…

現役時代、審査に通過でき、ステータスの高いクレジットカードを保有している場合、定年退職したあとも支払い遅延などがなければ、基本的には保有を継続することができる。

ただし、現役時代との生活スタイルの変化などによって、あえて年会費を支払ってまでさまざまな特典を受ける必要性が薄れるケースもある。その場合はゴールドカードなどを解約し、年会費が安め、もしくは無料の別のカードを保有したいところだ。

逆に、年会費がかかってもいいので、退職後のライフスタイルに合わせ、あると便利な特典が付帯しているクレカへ切り替えたい人も少なくない。以下、具体的なケースを紹介していこう。

年会費を安く、もしくは無料にしたい場合

年会費の負担を減らしたい場合は、とにかく年会費が安め、もしくは無料のカードを選ぶことになる。ゴールドカードであっても年会費が無料のクレカはあり、また年会費が無料なのに特典が多いカードもある。

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