その結果、年2回開催している「世界の資産運用フェア」では、より広い投資対象を個人投資家に紹介できるようになって規模が拡大。講師育成目的で始めた一般社団法人の講座は、個人投資家コミュニティ「資産設計実践会」に変わっていき、今では約160人のメンバーが参加するまでになりました。

更にそこから、現代アート、ワイン、ウイスキー、アンティークコイン、トレーディングカード、アンティークロレックスといった実物資産への投資も拡大していきました。

このように10年間で事業内容は大きく変わりましたが、仕事の基本となる考え方は全く変わっていません。

事業のミッションは「日本人のお金との付き合い方を変える」ことです。

そして、常に「価値>価格」を意識し、価格以上の価値が提供できないビジネスは存在価値が無いと考えて潔く撤退する方針を貫いています。そのためには、他にはないオンリーワンの価値を作ることが必須だと認識しています。

体系的な戦略もなく、結果的に作られていったビジネスが、長友さんの新刊にどのような形で紹介されるのでしょうか?完成が今から楽しみです。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年5月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。