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カーケアの方法はボディカラーに合わせて変えるべき?

(画像=©︎pingpao/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)
美しい外観を保つために必要な、クルマのお手入れ。晴れた日に愛車をピカピカにするというのは、非常に気持ちのいいものです。
日頃のカーケアに欠かせないシャンプーやワックスは、たくさんの種類が販売されていますが、『どれを選んだらいいか分からない』という方もいるのではないでしょうか。
カーケア用品は、愛車のボディカラーや目的に合ったものを選ばなければ、キレイになるどころか、逆にクルマを傷めてしまうこともあるのです。
実際にカー用品店で洗車グッズなどを見てみると、例えば同じシャンプーでも”ボディカラー別”にラインアップされていたりします。
なぜお手入れ用品には、ボディカラーが指定されていることがあるのでしょうか?
濃色・淡色で目立ちやすいキズや汚れが異なる

(画像=©︎mkalinichenko/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)
まず、ボディカラーの特徴について確認しておきましょう。
ブラックやネイビー、パープルなどの濃色系は人気のカラーですが、”キズ”が目立ちやすいという特徴があります。
ひっかき傷はもちろんのこと、洗車や拭き上げ時に付いてしまう「洗車キズ」が目立ちやすいのは濃色系です。光が反射して、細かいキズがぐるぐると見えることがありますよね。
他のボディカラーでは目立たない傷でも、濃色車でははっきりと見えてしまうことも多くなります。

(画像=©︎Masaharu Shirosuna/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)
一方で、淡色系のボディカラーといえば、ホワイトが定番。淡色系はキズが目立ちにくいというメリットがありますが、”水アカ”が目立ちやすいという特徴があります。
サイドミラーやドアノブから下へと垂れる黒い筋状の水アカは、淡色系のクルマで多く見られ、青空駐車をしているクルマでは顕著です。
他にも、バンパーやサイドに付着しやすい「ピッチタール汚れ」も非常に目立ってしまいます。