私は20年以上、波動というものに携わっています。最初はオーディオの世界、現在はスピリチュアルの世界……。
これだけ科学技術が発展した現在でも、波動という言葉は、非常にあやしいと思われていますが、そもそも波動とはどんなことを表す言葉なのでしょうか。
私はこのように考えました。
「波動とは、この世界には存在しない見えないエネルギーであり、波動=虚数である」と。
虚数とは英語で imaginary number といい、2乗したときに0未満の実数になる数のことです。英語で直訳すると「想像上の数」ということからもわかるとおり、このような数は現実には存在しません。
しかし、「2乗するとマイナスになる数」を虚数と定義し、物理学の一分野である量子力学においては純粋状態を表す波動関数にも使用されています。
そこで、私は波動とは虚数的なエネルギーと考えました。
「リアル波動(wave motion)」と「イマジナリー波動(vibration)」情報の共存
世の中のあらゆる物質は、量子力学的解釈では、科学の進歩に寄与してきた測定できる実領域の「リアル波動」情報と、測定できないが明らかに存在する虚領域の「イマジナリー波動」情報を併せ持っているのです。
この世には存在しないエネルギーが、異次元の世界から入り込み、計測できないエネルギーが、科学的な測定結果に影響を及ぼすという現実が存在します。
私の知り合いで25年以上付き合いのあるS氏という方がいらっしゃいます。
S氏は、波動のエネルギーを技術的に使って、大企業相手に年間数億円の利益を上げています。しかし、いまだに取引先の企業はおろか自社の社員でも波動の技術のことは伝えていません。
なぜ言わないのか……理由は簡単です。「言っても信じてもらえないから」です。
波動とは一般人にとってアンビリバボーな領域です。そして、私はそのことをブログで15年以上も書いているのに、その事実を知っているのはブログを読んでいる読者だけなんです。
しかし、再現性があり、15年以上も、年間数億円の利益を生みだし続けているということは、波動が存在するという確かな証拠になると思います。
そもそも、波動はどういう構造になっていのでしょうか? それは太極図を思い描くとよく分かります。

丸の中心をS字状の線が通り、それぞれ黒白(陰陽)に分かちます。黒の中心には白い点が、白の中心には黒い点が描かれています。
●白い世界が3次元であるこの世の世界
●黒い部分が異次元であるあの世の世界
しかし、まん中には、白と黒の特異点があり、波動エネルギーはその特異点を通じて、この世とあの世を繋いでいるのです。
言い換えれば、波動を感じ取れる人は、あの世のエネルギーをこの世で感じ取っているわけです。
AIに支配されるかもしれない近未来
近年、AI(人工知能)の進化が著しく、このまま進めば10年から30年の間にAIが人類を超える「シンギュラリティ」が起こり、人間社会をAIが支配すると予想されます。
もしかしたら、今後AIが発達すると、人と同じようにコンピューターが感情を持つようになるかもしれません。それに心を動かされる人がいるかもしれません。しかし、AIが持つ感情と、人の感情は同じでしょうか? スピリチュアルを冷めた目で見ているような人は、そんな違いにも気づかないかもしれません。