MF林穂之香(はやし・ほのか)
所属:ウェストハム・ユナイテッド・ウィメン(背番号19)
1998年生まれ、京都府出身の林穂之香。2013年から2020年までセレッソ大阪堺レディース(現セレッソ大阪ヤンマーレディース)に所属し、なでしこリーグ(1部2部)で活躍していた。2020年12月、当時スウェーデン女子2部のAIKフットボール・ダマーに移籍し、36試合7得点の記録を残す。2022年9月、現在のWSLウェストハム・ユナイテッド・ウィメンに移籍を果たした。
スピードがあり、身長差のある選手にも果敢にプッシュする姿はとても頼もしく「ボールを絶対に逃さない」という強い意志が伝わってくる林。ほぼ同時期に同クラブに移籍したDF清水梨紗とは、なでしこジャパンのチームメイトでもあり、抜群のコンビネーションで得点に絡むプレーを量産。試合時、コメンテーターの口から「清水から林へ、林から清水へ」という言葉が頻繁に繰り返され、まれに名前を間違えられる場面も見受けられるが、まさに2人の日本人選手が活躍している証と言えるだろう。
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MF岩渕真奈(いわぶち・まな)
所属:トッテナム・ホットスパー・ウィメン(背番号20)
1993年生まれ、東京都出身の岩渕真奈は、2007年から国内外さまざまなクラブで経験を重ねてきた。国内では、日テレ・ベレーザ(2007-2012)、INAC神戸レオネッサ(2017-2020)に所属し活躍。海外経験は豊富で、女子サッカー・ブンデスリーガ(ドイツ1部)ではTSG1899ホッフェンハイム女子(2013-2014)、バイエルン・ミュンヘン・ウィメン(2014-2017)に所属し、24試合出場5得点の記録を残している。
2021年からWSLのアストン・ビラ・ウィメンやアーセナル・ウィメンで活躍。2023年にトッテナム・ホットスパー・ウィメンへ期限付きで移籍し、持ち前のパワーとスピード、そして緻密に考えられた動きを各試合で披露している。アーセナル時代から「真奈は素晴らしい頭脳プレーの持ち主」と現地メディアが報じ、岩渕の能力を高く評価する声は多い。なでしこジャパンでの活躍も素晴らしく、2010年から現在まで、通算89試合36得点と堂々たる記録を刻んでいる。