MF長谷川唯(はせがわ・ゆい)

所属:マンチェスター・シティ・ウィメンズ(背番号25)

1997年生まれ、埼玉県出身の長谷川唯は、飛び級でU-19日本女子代表に選ばれるなど、10代の頃から世界を相手に活躍していた。2021年にイタリアのミラン・フェミニーレに初の海外移籍。同年夏、WSLのウェストハム・ユナイテッド・ウィメンに移籍後、2022年から現在のマンチェスター・シティ・ウィメンズと契約し大活躍中。2023年は多くの試合でスタメン出場を果たし、試合中も積極的な姿勢で得点に絡む頭脳プレーを炸裂させている。

シティでは、ガレス・テイラー監督やクラブ専属ジャーナリスト、その他現地メディアからも賞賛する声が止まらない。また、海外で活躍しながらも、なでしこジャパンのメンバーとして2017年から2022年まで連続選出を果たしている。2023年も日本女子代表のユニフォームを纏うのか、期待が高まる。


リバプール・ウィメン MF長野風花 写真:Getty Images

MF長野風花(ながの・ふうか)

所属:リバプール・ウィメン(背番号8)

1999年生まれ、東京都出身の長野風花。日本国内では浦和レッズレディース(2014-2017)、ちふれASエルフェン埼玉(2019-2020)、マイナビ仙台レディース(2021-2022)に所属し活躍。2018年には、韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズに所属し、WKリーグ(韓国女子1部)で国際経験を積んだ。2022年7月からNWSL(アメリカ女子1部)ノースカロライナ・カレッジと契約し、翌2023年1月に現在のWSLリバプール・ウィメンに完全移籍している。

リバプール移籍後は継続的にスタメン出場しており、主に力強さとキレのあるパスで抜群のサポート力を発揮している長野。現地(BBC)のコメンテーターから「長野の動きは素晴らしい!」という声が上がるほど。また、なでしこジャパンとしては、初選出された2018年国際親善試合のノルウェー戦から現在まで、通算21試合の出場を誇っている。


日本女子代表 DF清水梨紗 写真:Getty Images

DF清水梨紗(しみず・りさ)

所属:ウェストハム・ユナイテッド・ウィメン(背番号3)

1996年生まれ、兵庫県出身の清水梨紗。12歳で日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の下部組織である日テレ・メニーナに入団。2013年にベレーザ昇格以降、2022年まで同クラブで経験を積んで来た清水は、2022年8月にWSLのウェストハム・ユナイテッド・ウィメンに移籍を果たした。

初めての海外リーグでWSL参戦となった清水だが、現在ウェストハムの試合では「SHIMIZU」の表記が当たり前となっており、他の選手たちに積極的に指示を出す姿も見せている。2020年、ベレーザでキャプテンを務めた経験が活きているようだ。2018年から選出が続いているなでしこジャパンでも、2023年4月7日のポルトガル戦ではキャプテンを務めており、2-1で日本を勝利へと導いている。


ウェストハム・ユナイテッド・ウィメン MF林穂之香 写真:Getty Images