エリザベス女王は、14歳だった40年に紛争で家を失った子どもたちに向けて初めてラジオ放送で演説を行い、16歳で英陸軍歩兵連隊の名誉大佐に任命された。

それに先立ち、12歳のころからスピーチをしたり社交界にデビューしたりされていたようだ。フィリップ殿下と会われたのも、13歳のときに公務で士官学校を訪れられたときのころだ。(そのあたりは、『英国王室と日本人:華麗なるロイヤルファミリーの物語』(小学館 八幡和郎・篠塚隆)に詳しく書いた)

それに比べると、日本の皇室の親王・内親王の公務開始は明らかに遅すぎる。とくに、愛子様はもう単独公務を開始すべき年齢だ。また、悠仁様もそろそろ準備に入って大学に入学されたら本格的に公務をするべきだ。

悠仁親王殿下と愛子内親王殿下 宮内庁HPより