中古釣具店で古いルアーや、掘り出し物のルアーをエグる際にチェックしておきたいポイントを、ハードルアーに特化して解説します。バスルアー以外(中古ルアー全般)でも使える知識ですので、中古ルアー購入の際に是非ご活用下さい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターのんらとる)
中古釣具店
2000年以降、タックルベリーの店舗が増えるとともに日本全国に中古釣具店が広まっていきました。お小遣い制のパパには新品を沢山買うのは難しいかもしれませんが、中古品ならアレコレ安く購入出来るとてもありがたいお店。
今や中古釣具店はベテランから初心者まで、釣り人にとって無くてはならない存在と言っても過言ではないでしょう。そんなお得に購入できる中古釣具店ですが、ルアー購入の際はいくつかチェックが必要です。
そもそも「エグり」とは?
バス釣り雑誌Rod&Reelのコーナーで『エグり旅』という昔ながらの釣具店で懐かしいルアーや珍品、オールドルアーを掘り出す人気企画がありました。
そこから『エグり』という言葉がオールドルアー、B級ルアー界隈で定着し、近年では名作ルアーを安く掘り出す意味も含まれているように思います。現在は、個人店より中古釣具店で掘り出すのが中心なのではないしょうか。
中古釣具店へ行ってみよう
店内には流行りの現行品はもちろん、お宝もあれば珍品、過去の名作も陳列されています。基本的にパッケージがなく、無記名の袋に入っており『どれだけルアーを知っているか』、『目利きできるか』が試される場と言っても良いかもしれません。では、実際に掘り出してチェックしてみましょう。
中古ルアーのチェックポイント
ここからは、中古ルアーのどこを見るべきか具体的に紹介していきます。
1. ルアーにネームがあるか
ルアーのボディやリップにメーカー名やルアー名がモールドやプリントされているかよく見回してみましょう。
2. 特徴的なシェイプや目
ルアーメーカーによって他社とひと目で違いがわかるような、ボディシェイプだったり、目のペイントがあるのでそこで判断できることもあります。
3. 傷みの有無
ボディにヒビなど致命的な傷がないか、塗装の剥がれ具合を確認しましょう。
古いルアーはフックやスプリットリングが錆びている場合がありますので、そこも確認しましょう。実釣に使うならフック交換は必須です。
4. 販売価格
オールド系は近年価格が高騰しており、割に合わない価格で販売されていることもあるので、ネット等で相場を調べると良いでしょう。中古ルアーは一期一会、気になったら買っておくのがベターです。次に来たときは『売り切れ』なんてことは良くあります。
ルアー名が不明な時
ネットでキーワード検索してみましょう。メーカーすら分からない時は、購入後カメラで撮影し画像検索してみると、オールドルアーショップやブログがヒットすることがあるので便利です。
それでも分からない時はSNSにルアー写真をUPし聞いてみると、詳しい方が教えてくれるかも知れません。