軍部内の対立の激化によって情勢が悪化しているスーダンですが、そのせいで日本で炭酸飲料が飲めなくなる可能性が出ています。
スーダンの戦闘で33万人以上が国内避難民に、10万人以上が国外に避難 LukzK
— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) May 2, 2023

衝突が続くスーダン NHKより
ロイターによると、スーダンはアラビアガムという炭酸飲料や化粧品などには欠かせない原材料の産地です。 スーダンだけにアラビアガムの世界供給の7割が集中しているそうです。
-【スーダン】スーダン紛争により、清涼飲料水の主要原料であるアラビアガムの供給が脅かされている。アラビアガムの世界供給の約70%はスーダン。Sudan conflict threatens supply of key soft drink ingredient gum arabic N7nL76
— 齋藤純 Jun Saito (@jurian777) April 29, 2023
スーダン情勢の悪化を見据えて、コカ・コーラなどの企業はアラビアガムの備蓄を行ってきましたが、6ヶ月程度しかもたないそうです。
スーダンの武力衝突の直接的な影響。飲料、菓子、化粧品などあらゆる消費財に使われているアラビアガム。世界需要の7割はスーダンで採取。コカ・コーラなど各社の備蓄は6カ月程度のみ。「とくに炭酸飲料向けには代替品はない。他の地域のものは品質が悪い」H8gxmtm10C
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) May 1, 2023