LGBT法案が成立すると「女性の心を持った男性が、女風呂に入ってくるようになる!大変だ!」という意見と「それはデマだ!」という意見の対立が最近見られる。
ここでは、それがデマか否かを云々しないが、橋本さんの発言を「差別だ!」と糾弾した多くの人々のその歪んだ感性が「法案が成立すると、女性の心を持った男性が、女風呂に入ってくるようになる」という見解を補強する事に一役買っているようにも思うのだ。
橋本さんの文章は「LGBTQ +の方々にとっては我慢を強いられるような気持ちになるかもしれませんし、想像するととても胸が痛くなります」に象徴されるように、性的少数者の人々の気持ちに寄り添う、思いやりに溢れたものである。そして、前述したように、女性としての真っ当な感覚を表明したものだ。
橋本さんが自らの発言を謝罪されている今、私が橋本さんを擁護する事自体、橋本さんにとっては迷惑な事かもしれない。しかし、橋本さんの主張された内容とそれに対する反発は、LGBTQ法案について考える際にも重要な論点を示していると思ったので、あえて述べてみた。

謝罪に追い込まれた橋本愛氏同氏インスタグラムより
■