USOについての多くの理論と憶測

 もちろんこれまでにもこのようなUSOが海中で記録されている。多くのUSOは空から海に自在に出入りし、水中を驚異的な速度で移動できる未知の物体であり、その起源も構造も目的もまったく謎のままである。

 USO=UFOであるケースも多いと思われるが、USOは海、湖、川、池などの水域内またはその近くで見られる点が特徴だ。一部のUSOは水から出て空中へ飛び立ちUFO(※)になることもできるが、もっぱらずっと海中で活動しているUSOも少なくないといわれている。

※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

 USOの性質と起源については、多くの理論と憶測がある。一説では極秘の軍事プロジェクトまたは秘密組織によって開発、運用されている機体であるといわれている。

UFOが三陸沖の海中で撮影される? 深海で高速移動する発光体の謎
無人潜水機 画像は「Wikipedia」より(画像=『TOCANA』より 引用)

 また地球外由来や異次元由来であるとする説もあれば、未知の海洋生物説、気泡説、目の錯覚説などがある。

 USOの証拠は目撃者の証言だけでなく、写真、ビデオ、ソナーの記録、レーダー探知に基づいているケースが多い点もUFOとは異なる。

 USOは世界中の多くの人々を魅了し困惑させる謎であり、自然現象であるのか人工物なのか、友好的なのか敵対的なのか、人類とコミュケーションする意思があるのかどうかなどの謎は深まるばかりである。興味深いUSO現象があればまたお伝えしたい。

参考:「Anomalien.com」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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