こんにちは。田澤ともきです。
今日は、デリーから車で約2時間のドライブコース、ニムラナフォートをご紹介します。今回のテーマは、「非日常を味わう」。普段では味わえない体験をしてきましので、ご紹介しますね。
目次
ニムラナフォートってどこ?
ニムラナフォートのみどころ
ニムラナフォートってどこ?
デリー中心部(コンノートプレイス)より車で2時間30分
ニムラナはラジャスタン州の街で1464年に3番目の州都になりました。現在のラジャスタン州の州都はジャイプルです。デリーの中心部コンノートプレイスから車で約2時間半。グルガオン、工業都市マネサール、バワルなどは同じ道を通り、一本道なので何かと込み合います。朝早くの出発がおすすめです。
地元では有名な日系企業工業団地
インド在住の日本人には非常に有名な場所でもあるニムラナ。なぜならインドの関税特区で日本だけの工業団地がここニムラナにあるからです。デリー、グルガオン(ハリヤナ州)にいらっしゃる駐在さんの多くがこのニムラナ工業団地に通ったり、ニムラナの日系ホテルで生活をしています。
ニムラナフォートの歴史

ニムラナフォートの歴史は、1464年、デリーから来たプリトビラジチョハン三世によって当時ラジャスタン州の三番目の州都でもあったニムラナにパレス(宮殿)を作る事が始まりと言われています。インドには数々のパレスが存在しますが、その多くが主を失い有名なものは別として、朽ち果ててしまうのです。
このニムラナフォートも例外ではありませんでしたが、1986年、現オーナーが修復を試み、建築物の再利用に挑戦、ホテルへと変貌を遂げました。その後2004年にはホテルとして賞を頂くまでになっています。
現在は、スイミングプールやレストラン、パレス内の観光はもちろんアトラクションができる複合型商業施設となりました。デリーっ子にも非常に人気で、多くのインド人が近場のレジャーとしてニムラナフォートを訪れています。
ニムラナフォートのみどころ

フォートに到着後、坂道を駆け上がります。どのフォートもそうですが、昔の宮殿は敵がせめて来ないように山の上に建てられ、町を一望できる景観が特徴です。大きな門をいくつも潜り抜けて、広がる景色は本当にここはインドか?と思うぐらいの静けさ。鳥の声やリスの声が聞こえるおだやかな楽園です。
ニムラナフォートは、パレスの後ろ側にフライングジップと呼ばれるアトラクションが体験できます。ほかにもスイミングプールや、フォート内でのハイキングなどが楽しめるエンターテイメント型のパレスです。

この日は、雨季にもかかわらずニムラナフォートは晴天.暑いぐらいの気温で絶交のフォート日よりでした。エアコンもないけれど、大自然ののラジャスタンの風がものすごく心地よかったです。