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ジェンダーレストイレが東京都内に作られている。例えば、今年4月にオープンした新宿歌舞伎町の「東急歌舞伎町タワー」にも、2階にジェンダーレストイレが存在する。

ジェンダーレストイレとは、性別に関係なく、利用できるトイレのことである。男性の小便用トイレは別にして、全て共用なのだ。つまり、大便の方は、男女が隣同士になる可能性もあるということ。

なぜこのような構造のトイレを作ったのか?

東急歌舞伎町タワーはホームページにおいて「東急歌舞伎町タワー2F 個室トイレについて」という文章を掲載しているが、それによると「《国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある『誰一人取り残さない』ことに配慮し、新宿歌舞伎町の多様性を認容する街づくり》のために導入されたという。

LGBTの人々に寄り添うために、ジェンダーレストイレを作ったということだろう。しかし、このような構造のトイレは犯罪の温床になりかねない。よって、事件が起きてからでは遅いので、即刻、廃止するべきだろう。