1845年に即位したツポウ1世は、宣教師たちに助けられて1875年には憲法を制定しイギリスの保護領になった。ツポウ3世(サローテ女王)の下で1962年には外交権も回復し、英連邦内の独立国になった。2006年にツポウ4世が死去し暴動もあったが、とりあえず無事だ。ツポウ4世の長男ツポウ5世は2012年に病死し、末弟のツポウ6世が国王となった。
サモアは、ニュージーランドによる委任統治・信託統治から1962年に独立。トゥプア・タマセセ・メアッオレとマリエトア・タヌマフィリ2世を共同のオ・レ・アオ・オ・レ・マーロー(国家元首)と決めていたが、両者が死んだのちは、国会で互選。サモアの伝統的指導者層である首長(マタイ)が議員のほとんどを占めているので君主制とも理解されている。

サモア高等弁務官と顧問夫妻たち(1945年、左から5人目がメアッオレ 右から2人目がタヌマフィリ2世)
トゥアトゥア・トゥプア・タマセセ・エフィが選挙で選ばれた最初の国家元首である。

トゥアトゥア・トゥプア・タマセセ・エフィ Wikipediaより
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