甥っ子がヤマメをキャッチ
食後、甥っ子とテンカラから再開。すぐにヒットして、水中を覗くとニジマスとは違う魚が付いる。ヤマメだ!これにはビックリ。あとは彼に任せて筆者は見守ることにした。
絶対に取り込みたい魚だけに、ネットに入るまではハラハラドキドキしたが、無事に24cmのヤマメを釣り上げることに成功。
ニジマスはよく釣れるがヤマメは貴重なので喜びもひとしおだ。やはりテンカラが1番扱いやすいようで、1人でキャストを始めたのを見るととても頼もしい。
フライで40cm弱のニジマス登場
ヤマメが釣れたおよそ10分後に、今度は筆者がフライでヒット。かなりの手応えに良型の予感。無事に取込みに成功すると、40cm弱のニジマスで嬉しい1匹となった。
しかしその後同型(あるいはそれ以上?)をフライ、テンカラで1回ずつバラしてしまい意気消沈。フライにはレギュラーサイズのニジマスがよく掛かるので、その都度甥っ子を呼んではフライラインを手繰らせて、取込みを楽しんでもらうことができたのは良かった。
甥っ子独り立ち
筆者が仕掛けをチェックしていると「うわぁー!」と言う声が聞こえてきた。振り向くと1人で釣りをしていた甥っ子が魚を掛けて格闘している。筆者はすかさず取込みのサポートをしようと彼のもとへ。彼は後ずさりして魚を川原へと引きずり上げてゲット。
キャスティングからアワセ、取込みまで全て一人でできたことに驚くとともに凄く嬉しく感じた。その後自信も伴い、テンカラでニジマスを連発している。姉が「食べきれないので逃がしてあげよう」と言っても、彼は折角釣った魚を逃がすのが惜しいようで、結局スカリの中に次から次へと入れていた。
さらには、手前マツリをしても「これは軽症だな」と言いながら自分で解決。筆者は次第に成長していく甥っ子の姿を見ていてあまりの嬉しさにテンションマックス(おじバカ全開)!放流後に1匹追釣して14時40分に納竿とすることにした。
当日の最終釣果
筆者:ニジマス3匹(25~38cm)
甥:ヤマメ1匹(24cm)ニジマス10匹(25~30cm)
釣った魚は全て施設内の食堂で料理して貰い、甥っ子はその場で食べた揚げたてのニジマスの唐揚げを絶賛していた。
その他、塩焼きやフライ、アンカケ唐揚げ等をテイクアウト。
コストはかかるが、帰ってから料理をする労力を考えると、このようなサービスはありがたく感じる。
キャスティングの復習
翌日道具を洗っていると甥っ子が「ハリなしでキャスティングの練習がしたい」といい出した。早速広場へ向かい練習をすることにした。今回はヤマメと良型のニジマスが釣れたことに加え、何より本格的な釣りの魅力を伝えることができたことが凄く嬉しかった。
今後は、少しずつハリの結び方やランディングネットを使用した取込み、魚のハリの外し方等も教えていきたいと思う。これからも彼の成長が楽しみだ。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
リヴァスポット早戸