まずはテンカラからスタート
平日にも関わらず意外に釣り人で賑わっていて、入れるエリアが限られてしまっていた。とりあえず誰もいないスペースに陣取り釣りを開始。ルアー・フライ・テンカラでそれぞれ違った楽しみ方を伝えたいと思った。
最初はテンカラからスタート。通常毛鉤や逆さ毛鉤を使用しても反応がないことから、ストリーマーを使用してみることにした。思惑通りすぐにヒット。そのままロッドを甥っ子に手渡すと一気に彼の表情は固くなる。
筆者もバラさないことを祈りながらランディングネットで取込みをサポート。まずは1匹釣り上げることに成功して一安心。
バラシ連発もアタリ堪能
今度は彼と一緒にロッドを持って振り込みからアワセまでを行うことにしてみた。ヒットしたので再び彼に任せると追釣に成功。
次に、視覚性の高いドライフライに変えることにした。魚が水中から飛び出してきて、水面に浮いているフライにアタックしてくるスリリングな瞬間を楽しんでもらいたかったからだ。しばらく一緒にロッドを持ってキャスティングするがバラシ連発でなかなか掛からない。しかし彼は満面の笑みで「釣り楽しい!」といって喜んでいた。
ルアー釣りに転戦
さらに、手元に伝わるアタリの楽しさを知ってもらいたいと思い、ルアーフィッシングを始めることにした。
彼はスピニングリールを使用するのが今回初めてだったが、教えたとおりに難なくキャストに成功(妻より上手かも!?)。しかしリールの内部にラインが絡んでしまうといったトラブルに悩まされて苦戦が続く。
甥っ子は釣りに夢中
放流が13時半から14時頃だと聞いていたので、同行していた姉(甥っ子の母)が少し早めのランチを食べに行くことを提案してきた。しかし甥っ子は釣りに夢中で「釣りをしていたいから、食べに行かない」と言い張る。結局おにぎりをテイクアウトしてきてもらうことにした。
その間逆さ毛鉤を使用したテンカラで1匹ゲット。あれもこれもと色々な釣り方をしたため、午前中でニジマス3匹と芳しくない釣果に筆者は少し焦りを感じてきた。
フライでもヒット
甥っ子が昼ご飯を食べている間に、筆者はフライフィッシングのタックルの準備に取り掛かることにした。今回この釣りも行うことにしたのは、インジケーターを付けてウキ(インジケーター)が沈むのを楽しんでもらいたいのと、ラインを手繰ってダイレクトな魚の引きを味わってもらいたいとの想いからだ。
タックルの準備が済んだが、まだおにぎりを食べていたので、とりあえず筆者自身がキャストしてみるとすぐにヒット。無事にニジマスをゲットして昼休みにすることにした。