ポイントを利用して株式投資ができる「ポイ株」が人気だ。

dポイント(日興フロッギー+docomo)、楽天ポイント(楽天証券)、Tポイント(SBIネオモバイル証券)、Pontaポイント(auカブコム証券)などは代表的な“ポイント投資”だ。

手軽に株式投資が始められるため、株式投資の初心者中心に利用が進んでいるが、本当に儲かるのだろうか。損してしまう可能性は高いのだろうか。

投資歴22年のプロが、注意点を解説する。

ポイ株の注意点は3つ!

国内の株式投資は100株単位の単元株が原則であり、投資金額が大きくなる傾向にある。しかし、ポイント投資にも対応する“単元未満株”の投資サービスの利用で、少額投資でも株式投資の幅を広げられるだろう。

ポイントを利用した株式投資、いわゆる「ポイ株」の注意点は3つある。

注意点①:仕手株などリスクの高い銘柄を避ける

1単元でも100円程度で投資できる銘柄もある。ただし低額で投資可能な銘柄の多くは、値動きが激しく企業実体に比べ株価が割高な“仕手株”が多い。

仕手株は上級者でも利益を上げるのは難しく、また長期投資には不向きで、投資初心者が取引すべき銘柄ではない。

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注意点②:ポイ株に対応する“単元未満株”の投資サービスを活用する

「ポイ株」を行う際は、東証プライム市場の上場銘柄を選び、仕手株などリスクの高い銘柄は避けたい。

そのためには、ポイント投資にも対応する単元未満株の投資サービスを活用することをおすすめする。単元未満株の投資サービスを併用することで、投資できる銘柄の幅は広げられる。