特別な材料を使わずできる簡単マギリッツァのレシピ
伝統的なマギリッツァは材料となる羊モツの入手が日本では難しく、下処理もなかなか大変。そこで、鶏レバーを使った簡易版のレシピをご紹介します。レバーはできればハツも一緒になったものを使うのが、味と食感に変化が出てそれっぽくなるのでおすすめです!
鶏レバーで作る簡単マギリッツァ
【材料:(2人分)】
- 鶏レバー(ハツが付いているもの).....150g
- 万能ねぎ.....1本
- ロメインレタス.....大きい葉2枚
- ディル.....3~5本
- オリーブオイル.....大さじ2
- 水.....500ml
- 鶏ガラスープの素.....小さじ1強
- 米.....大さじ2
- 塩、胡椒.....適量
- 卵.....S~M サイズ1個
- レモン汁.....大さじ1+好みで適量
- バター.....ひとかけら
【作り方】
- レバーとハツの下処理をする。ハツは周りの膜と脂を取り除いて縦半分に切り血を取り除く。レバーは小さな一口大くらいに切り、血や筋は取り除く。洗ってボウルに入れ、塩小さじ1程度を加え混ぜ、かぶるくらいの水を加え30分ほど冷蔵庫に入れておく
鍋にお湯を適量沸かす。血抜きをしたレバーとハツの水気を切り、鍋に加え色が変わるまで軽く茹でる。ざるにあけて水気を切っておく
万能ねぎは小口切り、ロメインレタスは縦半分に切ってからざく切りにする。ディルは粗く刻む
鍋にオリーブオイルを加え熱し、(2)のレバーとハツを加え少し色づくまで炒める。ねぎ、レタスを加え、しんなりするまで炒める
- 水とガラスープの素、軽く洗った米を加える。数センチ隙間をあけてふたをし、米がやわらかくなるまで15~20分弱火で煮る
- スープを煮ている間に卵レモンソースの準備をする。卵を小さなボウルに割り入れ、白身と黄身が完全に混ざり合うまで泡立て器でしっかり溶く。レモン汁大さじ1を加え混ぜる
- (6)のボウルに熱いスープを少し加えてのばしてから鍋に加える。この時、絶えずかき混ぜて卵がかき玉状態にならないよう注意。ごく弱火で少し加熱し、とろみがついてクリーミーな状態になったらできあがり。仕上げにバターをひとかけら加え、塩こしょうで味をととのえる
器に盛り、熱々をどうぞ!酸味は弱めに仕上げてますので、食べる時に好みでもっとレモンを絞って加えてください。
【レバーなしのバリエーション】
ギリシャ人と言えどみんなが伝統的なマギリッツァを好きなわけではなく、内臓が苦手な人やベジタリアンの人はモツ抜きのマギリッツァを作る場合もあります。代用としてマッシュルームがよく使われるので、レバーが苦手な人は代わりにマッシュルームで作ってみてください。その場合は、(1)(2)の手順を省き、(4)でスライスしたマッシュルームを先に炒めます。
※ベジタリアンの方はガラスープの代わりに野菜ストックを使い、卵も駄目な方は小麦粉かコーンスターチまたは片栗粉を水で溶いたものを加え適度にとろみをつけてください
文・写真・アナグノストゥ直子/提供元・たびこふれ
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