企業の動画に必要なものは「わかりやすさ」と「おもしろさ」?
ここまで企業YouTubeチャンネルのなかで好評な要素を紹介してきたが、そもそも、企業YouTubeチャンネル自体に対してどのような印象を持っているのだろうか。それについての調査では、7割以上が「ポジティブな印象」を持っていると回答した。今回のアンケート対象が企業YouTubeチャンネルの視聴者であるためよい意見が多いのは当然だといえる。そのため、注目したいのは、ネガティブな印象を持つ人が少なからずいることだろう。
まずは、ポジティブな印象を持っている人にその理由を尋ねると、「役立つ情報が多いから」「わかりやすいから」という意見がそれぞれ5割以上の票を獲得した。Webサイトや雑誌などよりも具体的かつ魅力的に伝えられることができ、ユーザーも理解しやすいからであろう。
一方、ネガティブな印象を持つ人の理由として「わかりにくい」という声が多く挙げられた。基本的には、動画化するほうが理解しやすくなるはずだが、ほかのものよりコンテンツが理解しにくいと企業イメージにも悪影響を及ぼしてしまうので注意が必要。そのほか「堅いイメージがある」「飽きてしまう」「娯楽として見られない」など、動画コンテンツとしておもしろさに欠けると感じている人も一定数いる模様。必ずしも、おもしろさを追求する必要はないが、少なくとも商品のメインターゲットに退屈さを感じさせないような工夫が求められる。
世代を問わず、多様なユーザーが視聴するYouTube。気軽に見ることができるからこそ、紹介内容や構成、動画時間、出演者のキャラクターなどさまざまな点に注意する必要があるようだ。しかし、うまく視聴者の心を掴むことができれば、その効果は絶大なため、企業がYouTubeに挑戦する価値は大きいだろう。
出典元:【Mチーム】
※サムネイル画像(Image:Prathankarnpap / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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