京都のライフスタイルホテル「RAKURO 京都 by THE SHARE HOTELS(ラクロ キョウト バイ ザ シェア ホテルズ)」(以下、RAKURO 京都)は、ゲストラウンジとレストランを4月22日(土)にリニューアル。
ホテル至近にある京都御所の広大な自然と心理的につながる要素を随所に取り入れ、ゆったりとリラックスして滞在できる空間を提供する。
上質な空間に身を置く、「RAKURO 京都」
THE SHARE HOTELSは、「地域との共生」を目指すホテルブランド。「RAKURO 京都」は、THE SHARE HOTELSの5号店として2018年5月に京都府京都市にオープンした。
京都市中心部の北端にある四季折々の広大な自然に囲まれた京都御苑の至近にあり、住まいのような安らぎと上質感、そしてコンテンポラリーな感覚を合わせもつライフスタイルホテルだ。
ボタニカルラボを併設したゲストラウンジ
今回のリニューアルでは、ゲストラウンジを新設し、その一角に植物の蒸留器を備えたボタニカルラボを併設した。
ボタニカルラボは、蒸留器や丸型フラスコなどの理化学器具に合わせて、ステンレス天板のハイテーブルといった硬質なデザインで統一。随所に施された植物とのコントラストが際立つ空間となっている。
京都市北西部の京北地域から仕入れた植物をボタニカルラボで毎日蒸留しており、ゲストラウンジ全体に植物の香りを届けるとともに、蒸留器によって植物から精製されたフローラルウォーター(芳香蒸留水)を、客室のルームスプレーなどとして使えるよう数量限定で渡す。
さらに、厳選した水出し茶、ハーブウォーターなどを蓄えた丸型フラスコのドリンクサーバーも用意。なお、ゲストラウンジは滞在中はもちろん、チェックアウト後14時まで利用できる。
施設内を彩るアート作品にも注目
さらに、ガラスを素材に制作するアーティスト・佐々木類氏の作品『植物の記憶:北山中川の窓』をボタニカルラボに配置。北山杉の産地である京都市北区中川にて、作家自ら初春に採取した草花を、2枚のガラス板に挟み、焼成して制作。
また、絵画や金工作品、その他花器をはじめ琵琶湖の大舟板や大茶壷などといった古物も楽しめる。
加えて、河原町丸太町にある書店「誠光社」が植物や発酵などをテーマにセレクトした書籍や、選曲家・吉本宏氏が空間や時間帯に合わせてセレクトした音楽も取り入れることで、心地よい空間へと仕上げた。