「季語」との違い

「風物詩」とはどういう意味?季語とは何が違うの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

風物詩に似た言葉として「季語」がありますが、季語と風物詩はどのような違いがあるかを見ていきましょう。

「季語」は和歌や俳句に使うもの

風物詩に似た言葉である季語。
こちらは、和歌や俳句の世界でしか使わない専門用語と言える存在です。
季節をあらわすために俳句や和歌の中に詠み込む言葉なので、どのようなシーンでも使うことができる「風物詩」とは異なる存在です。

また、季語というと古くからあるものばかりと思われるかもしれませんが、違います。
クリスマスやバレンタインといった行事や夏に食べることの増えるアイスクリームなども季語に追加されています。

「季語」の種類

季語には、大きく分けて「事実の季語」「指示の季語」「約束の季語」の3種類があります。

「事実の季語」は、その季節に起こる事実に基づいて決められた季語です。
春に息吹く「木の芽」、夏の暑さを忘れるために行う「暑気払」などがあります。

「指示の季語」は、どの季節にも見られるものに春夏秋冬の季節を表す言葉がついた季語です。
「夏の夜」や「秋彼岸」、「春の雨」などが挙げられます。

「約束の季語」は、どの季節にも見られるものでも古来からの約束事で季節が決まっている季語です。
たとえば、「蛙」は春、「月」は中秋の名月が有名な秋、「虫」は虫の声がよく聴こえる秋、「花」は桜の花(平安時代以前は梅の花)を指すため春の季語になります。

まとめ

「風物詩」とはどういう意味?季語とは何が違うの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

風物詩とは、季節の趣きをよくあらわしている事物を指す言葉です。
桜や雪、ハロウィンなど様々なものが挙げられます。

よく似た言葉に季語がありますが、こちらは和歌や俳句に用いるための言葉です。
季節を表すために俳句や和歌の中に詠み込む言葉なので、どのようなシーンでも使うことができる「風物詩」とは別物となります。

提供元・FUNDO

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